占いを行う前に、占いでよく用いる用語や
基本的な知識を少し押さえておきましょう。
もちろん星占いやタロットではないので
六爻占術で用いる用語などに限定されます。
今回は(十二支)について
私たちのおばあちゃん世代の子どもの頃、
昭和な時代には、
この十二支と十干を学校で覚えさせられたようです。
それほど日常的に身近な概念・知識であったようですが、
近年は正月くらいしか(干支)として見聞きしません。
ただ、占いをする人の間では、日付を旧暦の干支表記で
行う必要があるので、まだまだ用いられる概念です。
読み方としては
十二支=じゅうにし
十干=じっかん、じゅっかん
干支=えと、かんし
などと読みます。
干支は十干と十二支との組み合わせという意味です。
通常はこの組み合わせで表記されるので、
「今年の干支は丑」などと言いますが、正しくは
「今年の干支は辛丑」の方がより正確ということです。
今回は十二支についてなので十二個の地支についての
基礎を押さえます。
占いでは「地支=ちし」と表記する場合が多いですが、
これは十二支のことです。
(対応する十干を天干=てんかん、と言ったりします)
十二支は名前の通り12種が存在しますが、
読み方は順番に
子=ね
丑=うし
寅=とら
卯=う
辰=たつ
巳=み
午=うま
未=ひつじ
申=さる
酉=とり
戌=いぬ
亥=い
読み方は他に中国語読みのシン、チュウ、ボウ、ウ、なども
ありますが、
使わないので覚える必要もないです。
よく言われるように、十二支はそれぞれ動物に対応しているとして
子=ね、ねずみ鼠
丑=うし牛
寅=とら虎
卯=う、うさぎ兎
辰=たつ、龍、竜、時には竜の落とし子
巳=み、へび蛇
午=うま馬
未=ひつじ羊
申=さる猿
酉=とり鳥、鶏
戌=いぬ犬
亥=い、いのしし猪
となりますが、これも占いでは重要な意味を持ちます。
古事では中国でも古来から辰、龍を表現するのに元来が想像上の
生き物である龍をいかに表現するのか苦心したようです。
というのも、背景には実際の生き物を用いたほうが、
よく当たる。という風潮があったとのことでした。
ラジカン