昔から電力会社は引き込み線とか屋内の送電ロスとかをなくすために家庭内の200V化を狙っていて、既に各家庭の前までは200V化が済んでいます(100Vに比べ、配線設備や機器に流れる電流は1/2で済み、配線での損失は1/4)。 これは古くて新しい問題で、200V化するには屋内配線工事だとか、各家電製品の買い替え等に自己負担が生じるので、中々推進できず足踏み状態(政治家も有権者が怖い?)。


昨年も2009年12月8日に発表された緊急経済対策にも家庭内の200V化推進が盛り込まれていますが、借金まみれの国は補助金を出せるほど余裕はなく、まったく話題にも上りませんでした(話題になったのはエコポイント延長ぐらい)。

平成21年12月8日緊急経済対策  16page(pdfだと18page)


200V化は将来どうなるかはわかりませんが、電力会社や行政の意図は200V化にあるのですから、いつかは200Vに置き換わると思います。 鳩山さんがCO2の25%削減というとんでもない数字を口走ってしまった日本政府としては、200V化して送電ロスを少なくして発電量を削減しCO2削減に繋げたくてウズウズしているのではないかと思います。


そして実現化にあたっての家庭内での最大の障害は屋内配線が2線なのか3線なのかの点です。 古い屋内配線では2線式でこれを3線式に取り替える必要があります。 一方、新築住宅でも各コンセント・照明器具への配線は3線式にしておかないと、後で痛い目にあいます(試算では総額4兆円らしい)。


ということで、HMには最初に屋内配線については単相3線で引き回してくださいと念を入れています。 最近の新築住宅では大体単相3線で引いていると思いますが、エアコンのとこだけ3線にして他は2線ということもタマにはあるそうですから注意が必要です。 2線でも3線でも工事費はまったく変わらないはずですので確認だけはしておいた方がよいでしょう。


エアコンを取り付ける時に100Vの製品にしようと200Vの製品にしようと、3線で引いておけばコンセントを取り替えるだけでどっちも利用可能ですからね。


電化住宅の屋内配線  ココ参考になります。