建材メーカーさんは日々研究をされて、数々の新製品を発表されています。 このことによって安価で使い易い製品を購入することができるのですが、今回、窓の選定を行っていて一つだけ不満がありました。
一階の窓は防犯のために面格子のサッシを採用しました。 この面格子のサッシ、防犯には有効(程度もの)ですが、安全が考慮されていません。 火災の脱出時には障害となってしまいます。 家の大きさや間取りにもよりますが、玄関や勝手口等への避難経路上に火元があった場合、窓からの脱出になりますが、面格子のある窓からの脱出はまず不可能と考えてよいでしょう。
職業柄(秘密ですが)、保安と安全面は特に意識が向いてしまいます。 安全性を犠牲にしての保安をやってはいけません。 保安と安全が対立した場合は安全を優先するのが鉄則になっています。
ではどういう面格子にすれば良いかというと、内側から簡単に取り外せる構造とすべきなのだと思います。 格子の四隅にある支持棒はサッシあるいは壁を貫通させて内側で蝶ナットやその他の直ぐに外せるロック機構を持たせるように設計すべきだと思うのです。 オプションでもよいので何らかの対策を選択できるようにしておくべきだと思うのです。
法律はそこまで要求していませし、そして家屋はそこまで複雑な構造とはなっておらず、また、面格子は施主のオプションですからリスクは施主が判って取っているともいえるので、神経質な思いかも知れません。
そんなに気になるなら防犯ガラスを採用しなさいと言われそうですが、火災に限らず、天変地異による浸水・土砂崩れ・家屋倒壊等による脱出経路の封鎖リスクはあるので、考えてしまいます。
自衛策としては各寝室からの脱出経路は反対方向に二箇所確保するように設計することでしょうか。 現実的には1Fには玄関のほか、勝手口や掃き出し窓があって、そう深刻な事態とはならないとは思いますが・・・。