ノーギミック | Flowers Against The Wall

ノーギミック

このあいだ
近所にある二つのバス停のうち、
じゃっかん遠い方の、普段はあんまり利用しない方のバス停で下車してみた。
渋谷と新宿の中間くらいに位置する大通りぞい。
むこうから大きな白人さんがあるいてきた。
ヒッピーのような出で立ち。
いつかこうなることは予想していた。

ケント・フリックに会った。

何かで「この辺り」に出没することを聞いたことがあったから、
いつか出会うんじゃないかと思っていた。

テレビでみた「プラトゥーン」ネタ。
弟と夢中でマネをした。



はじめてこの驚くべき口芸をみたのは、映画「ポリスアカデミー」でだった。



日本のお茶の間にも進出。
インパクトのあるCMだった。



生まれもった体ひとつで、修練を重ねて驚異的なことをする。
そこには無条件でトキメキを感じる。

世界記録のカール・ルイス。
マイケルのムーン・ウォーク。
マイク・タイソンの絶対攻撃力。

時がたち、
音楽の文脈で口芸を「カッコいい」ものにした男、Razel。



しばらくして、日本人のAfra。



この人を忘れるわけにはいかない。
ユニークさでは追随をゆるさない。
Biz Markie(とRoxanne Shante 1986のライブ映像より)。



ヒップホップというカルチャーの根源、
生まれ持った体ひとつ、修練を重ねて驚異的なことをする。
ノーギミックゆえに強い。