創立100周年記念《アクティブ学園史》その431 | 松尾欣治のブログ

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なぜ、桜美林学園から抽出された《建学の精神》がリベラルアーツのカリキュラムとして卓越しているか?

プルーストをまったく読んだことのない人にはその魅力について、ちょっと書かせていただくと、

たとえば、16歳から19歳までの3年間、その魅力の虜になり脱け出すことができなかったのがサルトルである。

サルトルが脱け出すことに成功したのは『嘔吐』による名声を世界的にしてからである。

そのサルトルを3年間も虜にしたプルーストの魅力、それはともかくとして、プルースト研究の成果が《建学の精神》を豊かに育てるのである。

そういう組み立てになっているのである。賀川豊彦、ヘミングウェイ、トルストイ、ハンナ・アレントについても同じことが起こる。

   《中江藤樹隠れキリシタン論》
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         『復活』
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 『誰がために』 ➡ 『嘔吐』
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      『人間の条件』
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 賀川豊彦  『翁問答』 プルースト
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      『胡麻と百合』