創立100周年記念《アクティブ学園史》その15Ⅰ | 松尾欣治のブログ

松尾欣治のブログ

ブログの説明を入力します。

むかしの、むかしの、さらにそのむかし。

ぼくがヨーロッパに行って、ミュンヘンのアルト・ピナコテークで、たぶん28歳のデューラーの自画像を観てたとき、

「これは、キリストだよね!」

デューラーは、自分をキリストとして描いて大丈夫?

だって正面を向いている自画像なんて、それまで、キリスト以外に描かれてない。

サルトルが『嘔吐』のタイトルとして考えていた《メランコリアⅠ》も、デューラーは親しい友人にしかプレゼントしていない。 
 
なんか、危ないよね!

三島由紀夫は、そういう危なさを当たり前として、さらに歩を進め、自決。

こうして世界の三島由紀夫となりましたが、…