三島由紀夫とぼくのドイツ語の先生が共通だった…お話し。
何度も書いてますが、三島由紀夫のイメージは、ぼくの場合、こっちが強い。
カール・ヤスパースが日本からの要請に、送り込んだのが、ロベルト・シンチンガー。
まぁ、三島由紀夫のドイツ語の先生ですが、あのヤンチャ坊主が世界的な作家になったのは、やはり嬉しかったみたい。
授業のために教室に行くと、ドアに黒板消しが挟んである。
シンチンガー先生は背が高いので、黒板消しが目線の位置。
「その手は桑名の焼き蛤」
その次に、授業に行くと、椅子でバリケードが築かれていた。
シンチンガー先生は背が高く、足も長い。バリケードを跨いで、教室に入った。
曰く、
「次回は、もっと高く積むように!」
これを最後にイタズラは、ピタッと止んだ。
イタズラの首謀者は、平岡少年、三島由紀夫ですね!