こども英語ガイドプロジェクト 第一弾!

8月4日、飯塚の株式会社麻生の「グローバルイングリッシュ・プログラム」のプレイベントをコーディネートした。

この仕事の依頼があったときに、飯塚の中学生に、飯塚の歴史と価値を五感で感じて欲しいと思った。

ラッキーなことに、麻生初代が長男のために建てた贅沢な日本家屋「大浦荘」を使う事ができるとのこと。
今時の日本の家からは、床の間、縁側、軒、井戸などが消えている。畳の間の無い家も増えているというので、大浦荘を会場として使わせていただけるのはありがたいチャンス!

オックスフォード大の卒業生2名、ケイティとエリザベスがこの後5日間、中学生たちに英語を教える。これに4名のアシスタントとして九大の留学生や、麻生で英語を教えている外国人達が入って、総勢30名で、プレイベントでゲームを楽しむことになった。


考えたキーワードは3つ。
飯塚の歴史を学ぶキーワードは、「シュガーロード、炭坑、大浦荘」





ひとつめのゲームは「スィーツな宝探し」
・・・キーワード、シュガーロードと大浦荘の組合せ。
大浦荘のある場所数カ所に、スィーツと指示書を隠しておき、グループでひとつひとつ探していくゲーム。

もちろん英語しか使っちゃいけないし、オックスフォードの2人やアシスタントの外国人の英語を聞いて理解できなきゃ前に進めない。おとなしい日本の中学生にはチャレンジングなゲームだと思う。





もうひとつは「大浦荘の秘密」

使うキーワードは、大浦荘、炭坑。

あらかじめ大浦荘の特徴がある場所の写真を拡大しておき、それを見せ、どこにあるか当ててもらう。たくさん当てた人の勝ち。その後、その場所に移動して、日本語と英語の言い方を学ばせる。

その他に、中学生たちに英語で考えてきてもらった「飯塚のトリビア、Treu or False game」
各国の歌をアカペラで唄って紹介する。「歌のエクスチェンジ」

など、地元感とグローバル感をたっぷり盛り込んだプレイベントにした。





終わって中学生に感想を尋ねると、宝探しが面白かった、ネイティブと話す機会があって嬉しかった、という感想が多かった。

大学生に英語を教えているが、英語が嫌いな大学生が多い。ならば小、中、高校生のときに日本のことを英語で話せるような、実用的な英語を教えよう。日本のことを知れば、日本人であることに誇りを持つようになる。使える英語を学べて、きっと英語も好きになる。

これが「こども英語ガイドプロジェクト」だ。

飯塚で第一弾をさせていただいて、株式会社麻生には感謝をしている。
私も、英語講師、英語通訳ガイド、ビジネスマナー講師の経験を、このイベントで全て活かすことができたと思っている。





ちなみに、スィーツな宝探しでは飯塚ゆかりのお菓子を沢山用意して、中学生やアシスタントの皆さんに食べてもらった。中学生は、クッキーやゼリーなど洋風なお菓子が好きかと思ったら、意外やひよこが好き、という子が何名かいた。
コレって、いいよなあ・・・ドキドキ