決まって何回も繰り返し見る不思議な夢があります。
・ 現実に起きたことがベース
・ 相手は同じ。
・ 場所が地元だったり東京だったりするけど、展開はほぼ同じ。
・ 結末もほぼ同じ。
・ でも夢の展開に全く影響を及ぼさない周りの登場人物(ほぼ風景)だけがリアルタイムの現実に合わせて変化する。
↓
・ 日本で、地元の駅に向かうバスの中なのに
・ バスに同乗してる人々が全員アメリカ人
っていう 笑
んで、毎回起きたらドッと疲れている。
展開も結末も同じなのに、どうしてこんなに疲れるんだろう?
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『ちはやふる』っていうマンガ、大好きなんですが。
ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)/講談社

小学生時代の転校生との思い出を胸に、高校生が競技かるたに打ち込むっていう話です。
23巻で、名人が主人公の女の子に対し、
「かわいくて」
「前向きでへこたれなくて」
「友達も彼氏(←これは勘違い)もいて」
「クイーンにもなりたいの?」
「なれないよ」
と言い放つ場面があります。
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若い頃は、
・ 大切なもの二つは天秤にはかけられない。
・ けれども、最後はどちらかを選ぶしかない。「あれも、これも」は無理。
と自分に言い聞かせて納得感を得ようとしていたものですが。
年を取ると、
・ ある時点で「どちらか選べ」というのは、後から考えると「どちらかを捨てろ」ということなのではなく、単に「どちらが先か」という順番の問題だったんじゃないか?
という気もしてきます。
しかし、留学を決めたこと、その後の仕事のこと、そして今の研究生活。
大切な他の何かと引き替えに与えられた機会だから、と考えることで、真摯に取り組む動機が維持できているという現実もあり、とても複雑な気分です。
たぶんそれが、この夢を見てどっと疲れる理由なのでしょう。