(※2017年(平成29年)12月20日から、2020年(新元号令和2年)3月22日までは、占星術の世界において、山羊座土星の時代といわれています。2年と3か月の期間に及ぶ山羊座土星時代になってから、既に1年と6か月が過ぎてしまいましたが、その影響は既に地球全体に多大な影響を及ぼしているとの実感が私自身強まり、さらに2019年(平成31年)1月頃からは、やはり占星術において、「無制限な愛の力でありながら、かつ、最も破壊的な宇宙の力でもある」と定義される冥王星(冥王星は4月25日から逆行が始まり、逆行は10月3日まで続きます。)と土星(土星は4月30日から逆行が始まり、逆行は9月19日まで続きます。)との山羊座におけるコンジャンクション(「合。天体同士が重なる状態」)が始まった(2020年3月頃から土星は水瓶座に移動しますが、山羊座冥王星と水瓶座土星とのコンジャンクションは、2021年1月頃まで続きます)ことから、世界各国において(日本においては、2019年5月1日午前零時の新天皇陛下の即位に伴い元号も「令和」に改められ、1日には、「剣璽等承継(けんじとう しょうけい)の儀」、「即位後朝見(そくいご ちょうけん)の儀」が行われ、10月22日には、「即位礼正殿の儀」、「祝賀御列の儀」、10月22日から31日にかけて祝宴にあたる「饗宴の儀」、さらに11月14日から15日にかけて、日本国民の安寧などを祈る、一世に一度の「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式が皇室行事として行われます。)、何らかの形でその影響力がさらに強まると予測されます。本ブログ「イエスから宇宙の叡智を学ぶエソテリックスクール編」では、これまでその第1回(2017.9/3,4)、第2回(2017.10/7,8)を私自身の検証を加えながら紹介してきましたが、上記の理由により、イエス様が山羊座土星時代について述べられていた、第5回(2018.1/6,7)を、「イエスから宇宙の叡智を学ぶエソテリックスクール山羊座土星時代編」として緊急企画的に先行して紹介しました。この、「山羊座土星時代編」については、第1回(2017.9/3,4)、第2回(2017.10/7,8)同様、イエス様からスクールにおいて与えられた課題が一段落したと私自身が判断したため、今後状況に応じて続編を作成することとし、今回のタイトルから第3回(2017.11/4,5)、第4回(2017.12/2、3)、第6回(2018.2/3,4)分を続編として紹介することとします。)

 

「さてここからは、これを読んだり読み聞かせてもらったりしている、あなた個人にお話ししましょう。大自然と人類の無知という巨大な力を前に、あなたはとことん自分の無力さを感じているかもしれません。そのことがよくわかるため、私にはあなたを咎める気持ちは少しもありません。そうではなく、あなたの心の中をより深く見つめるように提案したいのです。そして心の中に、あらゆる生命との結びつきが感じられる場所を見つけていただきたいのです。人間にはもう耐えられないと思うなら、植物とでもかまいません。植物界は豊かな知性にあふれていて、多くのことを教えてくれるでしょう。実際、植物界は人類よりずっと古くから存在しており、生き延びる智恵にかけてははるかに長じているのです。

 

   あなたが個人として直面している窮地は、自分自身の現実と、文明の文化的・歴史的な現実という両方に囲い込まれていること、そして人類史上かつてなかったほど、「思考の力」が「感じる力」から遠く乖離してしまったことです。前にも言いましたが、人間の心には、「共感的知性」があるのです。

 

 共感的知性のある人は、自分たちが生きている生態系そのものを破壊することの愚かしさと非道さをよくわきまえています。これは共感的知性の一番の特徴であり、明瞭な一線です。進化の観点から言って、これが認識できないものは救いようがありません。共感的知性をもつ高次の生命体は、自分と異なった形態の生命体に出会っても、「大いなる神秘」の旅の仲間と認め、尊重します。

 

 個人としてのあなたがどう考え、どう感じ、世界の中でどうふるまうかは人類全体に影響します。意味を取り違えないでください。地球上すべての人が皆、人類の集合的な現実認識と運命のなりゆきに作用しているのです。これはミクロ粒子レベルで起きていることです。たしかに政治家や宗教家たちは個人やグループよりも直接、強力に世界を動かせるように見えますが、それも増大しつつある幻影の一種にすぎません。私がこう言うのは、あなたがたのテクノロジーが、その開発者たちでさえ想像できなかったような斬新な方法で個人の力を強めているからです。

 

 長年の旧友である私から、あなたにアドバイスがあります。それはあなたの心のもっと奥深くを見つめるということです。そして植物や動物や森林などの自然な存在とのあいだにつながりを見つけ、その結びつきを心で感じてみてほしいのです。植物や動物はあなたに共感的知性が育つよう促してくれるでしょう。そのやり方は人によってまちまちです。ですから、全員の人をひとくくりにするような方法は示せませんが、多くの人に使えるようなシンプルなやり方を紹介しておきましょう。

 

   これは一人になれる場所で行います。あなたがたは近くに人がいると、自分をベールあるいは膜のようなもので覆い隠してしまう傾向があります。自分が信じる自己イメージに合わせて、自分ではない何者かを演じてしまうのです。しかしそれらの多くはまったく真実ではありません。ですから、このような働きかけをするときは周囲に誰もいないほうがいいのです。

 

  あなたが幸いにして森や自然の近くに住んでいれば、その環境を使いましょう。また、可愛がっている動物がいれば~もちろんぬいぐるみや玩具でなく、息をしている生身の動物です~協力してもらうことができます。自然環境にも動物にも縁がない人は、植物を用意してください。

 

 準備ができたら、自然の中で、あるいは動物や植物といっしょに座ります。そしてあなたの意識を胸あるいは心へと移してください。すると、気づきがはじけてビー玉のように頭の中を動きまわるでしょう。それをふたたび胸に戻します。これにはかなりの時間を要するかもしれませんが、やがて何かハッとするような瞬間が訪れ、周囲の自然やそばにいる植物に対する大きな親近感と深い愛がこみあげてくるでしょう。そして最終的につながりの感覚、自分がほかの生命体とともに在るという気づきに到ります。この気づきは共感的知性のはじまりです。

 

  たとえ人類文明がその集合的な心から離反し、自己破壊に向かっていようとも、あなたがその一員である必要はありません。歴史のなかで地球がいま狂気の渦中にあったとしても、あなたさえ共感的知性を育んでいれば、ある不思議なやり方で、つまりミクロ量子効果によって集合的な影響を及ぼすことができるのです。これはいい加減な思いつきなどではなく、れっきとした物理学なのです。

 原子内のごく微細な変化でも分子に影響を及ぼすことができ、ひいては構造全体に作用することも可能です。」

 

(トム・ケニオン&ジュディ・シオン著、紫上はとる訳「アルクトゥルス人より地球人へ~宇宙船司令官サナート・クマラ」より)

  

  平成(2017)年11月4日と5日の2日間は、東京都目黒区においてAitreeの主催により開催された、その過去生がサアラという名前のイエスの娘であった時の記憶を有し、かつワンダラー(ETソウル、宇宙人の魂が地球人に生まれ変わって地球人になっている人)でもあるサアラさんによるチャネル(イエスがサアラさんにウオークインする)により行われた、イエスによるエソテリックスクール(全6回のうち、第3回目)に参加してきました。

 

 11月4日の授業における、イエス様の講義は、以下の通りでした。

 

「あなたの中心は静かになっただろうか。脳は、ほうっておけばいつまでもお喋りをし続ける。

あなたの脳は、絶え間なくそのお喋りによって現実を創造しようとしてしまう。

あなたがもし自分のお喋りに同意できるのであれば、それはそれで構わない。

しかし多くの場合、あなたは自分のお喋りに同意はしていない。なぜならそのお喋りは、過去の繰り返しであり、そのお喋りの大半は、恐怖や、不安や、苦痛だからだ。

 

あなたは、目の前の現実に、常に不満を持っている。その不満が繰り返されないように、

あなたは、日々何らかの努力をしているかもしれない。日々何らかの挑戦をしてきたかもしれない。にもかかわらず劇的な変化がないのは、そのお喋りを放っておいたからだ。

 

あなたの脳のお喋りが止む時、はじめてあなたは、心を解放することができる。

あなたの脳みそが、恐怖から逃れるために、不安を回避するために、お喋りに励むことを諦め、ここに流れているたくさんの優雅な振動に身をゆだねようとする時、あなたの心は、はじめて目を覚ます。

 

あなたがこの世界に生まれて来て、はじめて夜空の星をみたとき、それは、いつだっただろう。そのときのことを覚えているだろうか。あなたは、その星を見て、何を思ったんだろうか。星の美しい瞬きに、あなたは神秘の力を感じていたんだろうか。不思議さを、感じたんだろうか。あなたがいる世界が、こんなにも不思議なんだと、そう思ったんだろうか。あなたの純粋な子供の心は星を見て、一体何を思ったろう。

 

遠く離れた、この惑星にいる自分を不思議と思ったんだろうか。この世界には、あなたの理解の範疇を超えた、不思議なことがたくさんあると思ったんだろうか。

 

およそ百年前、あなたの、この惑星上の科学の世界にも、同じようなことがあった。あなたがはじめて夜空の星をみつけた時と同じことだ。科学者達は、宇宙の神秘と同じくらい神秘を感じる、量子の世界の扉を開いた。科学者達が、その世界に一歩足を踏み入れた時、何を感じただろう。子どもの頃あなたが感じたことと、同じかもしれない。ここにはまだ、我々が全くみつけていない神秘の世界がひろがっていることを、否定することはできなくなった。我々はまだ何一つ知らないということを、否定することができなくなった。

 

今までの科学は、もう通用しない世界に、足を踏み入れることになるかもしれないと、科学者達は思った。ある種の困惑があった。そのせいか、まさに、あなたがたは今、困惑と混乱を経験している。

 

あなたがたが開いた扉は、あなたがたを二つの岐路の間に立たせた。あなたはどちらを選択したんだろう。そして今、この社会は、どちらを選択すべきなんだろう。科学者が開いた扉を突き進めば、あなたがたはこの先何度も、岐路にたたされることになる。何度も混乱を経験し、何度も難解な問題にぶちあたることになる。あなた自身は、どうだろう。あなた自身は、どちらを選択したいんだろうか。混乱を承知で、常に挑戦し続けて、進化の道へ進みたいと望んでいるんだろうか。それとも、困難を避け、日々淡々と同じことの繰り返しをしていく、不安な日々の選択をすべきなんだろうか。

 

ここ最近、科学者たちはさらに奥の扉を発見し、あれからの百年間で進歩した科学や技術は、まさにその扉に手が届かんとしていることを示している。いや、もうすでに手をかけ、扉は開きかけているといえる。開いた扉の向こうには何があるだろう。そして、今のこの状況は、あなたがたに一体どんな影響を与える要因になっているだろう。科学者の混乱と、脅威と、そして、ある種の畏敬の念を持たざるを得ない直面した世界観はあなたがたにとっていったい何を意味するのだろうか。

 

あなたはまさにどの瞬間も選択を余義なくされている。どの瞬間もだ。あなたがどちらを選択すればいいのか、あなた自身が決めなければならない。

 

考えてみてほしい。何故あなたの魂はこの様なタイミングに居合わせることを望んだのか。

何故あなたは今ここに肉を着て生きているのか。何故あなたはこの混沌の時代をここで過ごしているのか。あなたの選択はあなた個人のものではない。あなたの選択はここに居合わせているすべての魂の選択となりこの社会の方向性や宇宙の進化ともかかわってくる。だからあなたは今、此処に存在している。

 

量子の世界を科学者はどう受け止めているんだろう。量子の世界はあなたが目の前で見ている現実の世界とは大きく違う。しかし量子の世界を理解すればするほどあなたの目の前の現実はたった一つの可能性に過ぎないという事を確認せざるをえなくなる。

 

それはどういう意味だろう。

 

あなたはもうたった一つの運命に縛られる必要がなくなったという事だ。あなたが思いこまされてきた迷信は、真実ではなかったということだ。あなたがもし、運命を変えたいと思えば、あなたのその手のうちに、その可能性がいくらでもあるということを示す、それが科学だ。あなたはもう目の前の現実は避けられない現実であり、これを変える事など出来ないと思う必要はない。あなたは常に創造者だと私は伝えた。創造者として目の前の現実を変える事はいつでも可能だ。

 

では、あなたは何を望むんだろう。

 

あなたが創造者で、目の前の現実を自由に変える事ができるとするならあなたはいったい何を望むべきなんだろうか。あなたの魂は何を望みそこに従うためにあなたは何を選択すればいいのだろう。この事について熟考することは重要だ。

 

では両方の掌を胸の前で合わせ、その指の先端にしっかりと額の中心につくよう首を曲げ、

そして元の意識に戻ってくるように。(次回に続く)