あなたの未来を思い出す
私は過去、現在、未来はどれも同じことだと思います。ひとつが他の二つなくしては独立して存在できないと思います。私たちはこれら三つをすべて同時に生きているのだと思います。そして自分の過去を思い出せるように、私たちは将来も思いだせるのです。思うに私たちの意識の一部に過去、現在、未来を超える部分があり、それこそが創造主そのものであり、その創造の一筋の光は私たち全員の中にあり現実を変えることができるものなのです。
ヴァイアナスタイバル著「応用シータヒーリング」より

当時放送されていた江原啓之さんのテレビ番組「天国からの手紙」「オーラの泉」やその著作等の影響により、私自身の思い込みの核のレベルの思考パターンが、「人間はその肉体の死後も霊魂として存在し続ける~いいえ」から、「人間はその肉体の死後も霊魂として存在し続ける~はい」に置き換えられたことをきっかけとして、スピリチュアルドリームを観れるようになり(本タイトル7,8参照)、一種の予知能力現象(本タイトル9,10参照)が起こった次に私の中で顕われた変化は、予知夢でした。

平成19(2007)年10月のことでした。夜夢をみました。10階建ぐらいの鉄筋コンクリートのビルの何階かに大きな一室があり、その一室は、なぜかがらんどうになっていて、中には誰もいません。そのがらんどうになった広い一室を遠くからそのビルの窓の外側からのぞきこんだり、近づこうとしたりしている夢でした。そしてその夢と全く同じ夢をなんと三夜続けてみたのでした。

その当時、私は毎週土日には岩手県盛岡市にある英会話学校に通っていたのですが、三夜続けて同じ夢をみた週の土曜日、グループレッスンメイトの一人が、その英会話学校の株が暴落しているようだと心配そうに私に知らせてくれました。当時の私はその株価の暴落がそんなに深刻なものだと思わず、岩手県盛岡市のような地方都市のスクールにすら(その英会話学校は全国の主要都市にスクールを有し、当時スクールの数は増加の一途をたどっていた。)10人近くのネイティブスピーカーを配属するほど飛ぶ鳥も落とすような勢いだったその英会話学校の経営は盤石だろうとたかをくくっていました。

しかしながらその翌週の金曜日の夕方、その英会話学校が、会社更生法を申請し、全国すべてのスクールが閉鎖され、しばらくは英会話のレッスンは中止となり、再開のめどはたっていない状態だとのニュースがテレビで報道されていました。その英会話学校のレッスンの中止は、英会話によるDNA活性化(本ブログ1~9参照)を常としていた私の身体にとっては大変深刻な影響を及ぼす恐れがあると予想されたため、私はその次の日の土曜日、岩手県盛岡市のその通いなれた英会話学校の前の道路を挟んで向かい側のビルの二階にあった別の経営者によるやはり全国ネットの英会話学校に入校を申し込みました。

入校の契約を終えた私は、私が新しく入校することになった英会話学校の入居するビルの階段にあった二階の窓から、その道路を挟んだ向かい側にあるビルの四階にあった会社更生法のため閉鎖されてしまって入室禁止となった通いなれた英会話学校の、がらんどうになった人気のないレッスンルームの様子をのぞきこんではっとしました。その光景はその前々週に三日連続して私の夢のなかにあらわれた光景と全く同じ光景であることをその時認識したからでした。