こんにちは!
「Beauty is Health、美しさは健康から」
韓国歯科のザ・スクエア歯科です🦷✨
今回は「レジン治療」について
韓国の歯科で実際に行われている内容を元に、
分かりやすくまとめてみました。
「できるだけ歯を削りたくない」
「自然の歯を出来るだけ残したい」
そんな方にとって、レジン治療は
とても大切な選択肢になります。
🔍 レジン治療とは?
レジンとは、
正式には”コンポジットレジン(複合レジン)”
と呼ばれる歯科材料です。
● Bis-GMA(ビス-GMA)という樹脂
● シリカやセラミックなどの無機質フィラー
これらが合わさってできていて、
光で硬化させて歯の欠損部分を修復する材料のことです。
歯医者さんで「青い光」で照らされる
アレが”光重合(硬化)”ですね。
🦷 レジン充填とは?
レジン充填は、
小さな虫歯にレジンを詰めて治す方法のこと。
・削る量:少ない
・治療時間:短い
・範囲:小さい虫歯や欠けに適用
「穴をレジンで埋める=詰め物」
というイメージの治療です。
🏗 レジンビルドアップとは?
レジンビルドアップは、
レジンを何層にも重ねて”歯の形を作り直す”治療。
つまり、
レジン充填より広い範囲を、
より精密に・立体的に再現する高度な接着治療です。
▶ レジンビルドアップの特徴
・削る量が最小限
・その日のうちに治療が終わることが多い
・接着技術(歯科材料の知識)が非常に重要
・法則通りに何層も積み上げる”職人技”の治療
特に、上手なドクターの仕上がりは
”芸術作品”レベルと言われるほどです。

【専門ポイント】
接着法とレジンの使い分け
歯は構造が2層になっています。
・外側:硬い エナメル質
・内側:少し柔らかい 象牙質
この2つは性質が違うため、
接着方法も使うレジンの種類も変わります。
・象牙質 → 柔らかく弾性のあるレジン
・エナメル質 → 強度が高いレジン
さらにレジンには
流れやすいタイプ(フロアブル)/硬めのタイプ(パッカブル)
など数十種類以上。
歯科医はそれらを部位ごとに使い分けながら、
理想の形を再構築していきます。
✖ レジンビルドアップが向かないケース
残念ながら万能ではありません。
・歯の全体が大きく欠けている
・もともと強度が必要な奥歯で欠損が大きい
・クラウンを被せるレベルで歯質が失われている
こういったケースでは、
レジンでは耐久性が不足することもあります。
ただし、
✔ インレー(部分的な被せ物)にすると削る量が多い
✔ でもクラウンを被せるのは大げさ
という中間のケースでは、
レジンビルドアップがとてもいい選択肢になります。
📝 今回のまとめ
・レジン充填=小さな虫歯を”埋める治療”
・レジンビルドアップ=レジンを積層して”形を作る治療”
・削る量が少なく、その日に終わることが多い
・接着技術と材料知識が成功のカギ
・状態によってはレジンよりクラウンが適切な場合もある
レジン治療は、
できるだけ歯を残したい人の強い味方です。
自分の歯の状態がその治療に向いているのか、
気になる方は歯医者さんで相談してみてくださいね😊
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