こんにちは!
「Beauty is Health、美しさは健康から」
韓国歯科のザ・スクエア歯科です🦷✨
突然ですが、
虫歯治療には色々な方法や種類があるのは
ご存じですか❓
その中でもよく聞くのが
インレー・クラウン
この2つだと思います。
今回は”インレー”について詳しく
説明していこう思います🐥
インレー治療は決して簡単ではない
そのそもインレーとは?
虫歯治療を受けたことがある方なら、
一度は「インレー」という言葉を
耳にしたことがあるかもしれません。
インレーとは、
歯の損傷部分が比較的小さいときに行う治療で、
部分的に歯を削り、型を取って詰め物を装着させる
補綴治療の一種です。
・レジン(プラスチックの詰め物)よりは範囲が広く、
・クラウン(被せ物)よりは範囲が狭い部部に適用されます。
その間にも「オンレー」や「オーバーレイ」など、
保存的な修復方法がいくつもあります。
一見よくある治療に思えるインレーですが...
本当に簡単なのでしょうか?
インレーは経験を積めば積むほど、
難しさを痛感する治療だと考えています。
ゴールドインレーの時代と終焉
昔は「金」を使ったゴールドインレーが主流でした。
(日本では銀を使った治療が今も多いですね)
しかし、現在ではほとんど行われなくなっています。
理由は以下の通りです👇
1. 金の高騰
患者さんにとってコスパが悪くなった。
2. 見た目の問題
菌を使うと「歯にお金を詰めたような印象」になり、
現代の審美基準に合わない。
3. 熱伝導率
金属なので温度を通しやすく、知覚過敏のリスクが高い。
4. クラック(ヒビ割れ)誘発
最大の理由。
金は歯に接着しないため、
噛む力が歯にダイレクトに伝わり、
歯にヒビが入る原因になる。(crack syndromeという)
セラミックインレーの注意点
では、現在多く行われているセラミック(陶材)インレーは
どうでしょうか?
注意するべきポイントは3つです。
1. デザイン(削り方)
以下に歯を最小限に削り、歯の寿命を最大化するかが重要。
削り方や設計次第で、
インレーや歯そのものの寿命が大きく変わります。
例:深い虫歯の場合
→「Deep margin elevation(深部マージン引き上げ)」を
行い、1.5mm以下のレジンの上に
インレーの境界を置く必要があります。
これには専用の器具と高度な技術が必要です。
2. ベース(土台作り)
虫歯などで失われた部分を補うために、
コアやベースを敷きます。
この時の接着方法や素材選びで、
患者さんの快適さやインレーの寿命が変わります。
3. 接着
最も重要な工程です。
- インレー装着後には必ず「象牙質のレジンコーティング」を行い、術後の知覚過敏を減らし、接着力を高める。
- 装着時に適切なエッチングを行わないと、
接着が弱まり寿命が短くなってしまいます。
インレー治療が難しい理由
材料の選択、削り方のデザイン、接着の精密さ…。
その一連の流れの中で、どこか一つでもミスがあると
患者さんの不快感や治療寿命の低下につながります。
だからこそ、
インレー治療は「経験豊富な歯科医師」だけでなく、
インレーの難しさを理解し、それを克服しようと努力している歯科医院・歯科医師を選ぶことが大切です。
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