東北といえばこけし!!
会津若松のこけし工人『斎藤徳寿』さんを訪ねました。

訪ねる前に予備知識(?)として
西荻イトチさんのblogを読んではいたのですが
実際覚悟していたよりかなりパワフルでしたビックリ



大正15年1月25日生まれ(今気づいた!私の夫と同じ誕生日!)
88歳だが、おかあさんが出生届を1年間出さなかった為、本当は89歳の徳寿工人。師匠は岩本芳蔵
昭和の時代のこけしブームの頃には、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国をろくろと共に約40年間まわった。
最初は大部屋だったが、後にホテルの個室になり、つまらなくなったとぼやいていた。
こけしだけでなく、小説や詩、はたまた絵本も書く。油絵も!

一番印象に残ったのが『ひろいものぶくろ』の話し。

どこかへ出かける時には必ず『ひろいものぶくろ』を持ってゆき
いつもきょろきょろあたりを見回してはおたからを探しているらしい。

大阪城の補修工事の時のひろいものの話し、立派な看板の話し、瓦や土器のかけらの話しなど、事細かに記録してあるのを見せてくれました。

いやはや好奇心旺盛なのが若さの秘訣なのでしょうかキラキラ

話しは3時間にも及び、最初VEL友Mちゃんは
こっくりこっくり居眠りしちゃってるし…爆ねる

こちらは販売していたこけし達

中丿沢こけしと言えば『たこ坊主』
由来についても書かれていました。


たこ坊主の生みの親と言われているのが岩本善吉。

【左上】善吉のお座敷芸の十八番『逆さかっぽれ踊り』
(この張り子の顔と善吉こけしの顔が似ていると言われている)

【右下】『鮭の産卵』他にも色んな絵を描かれていました。

音譜ほのぼの~音譜


最初にコーヒーをセルフでいただき
続いて謎の健康茶!?を振る舞って下さったのだが、それが何やらあやしげ…飲む前に鼻をつく、にんにくのかほり…他にもしょうがだのなんだのと健康によさそーなものが色々入っているらしい…ひとくち飲んで、うっ!!濃いっ!!お湯で少し薄めてなんとか飲み干したあせる
これも健康の秘訣に違いない。
お肌もつやつや、健康的きらきら

畑仕事もしていて、自分で作った野菜で色んな料理を作るとか。

何でも手の届くところに置いてあるんだーと言いながら,電気ポットでお湯を沸かし、ミルクの代わりにミルクキャンディをくれて「交互に飲んでなめるとちょうどいいんだよー」だって(爆)

そろそろ外が暗くなってきたので、頃合いを見計らって
おいとましました。

それぞれツーショットで写真撮影。




VEL友ふたりのデビューこけしは
徳寿のメッセージこけしパンダ


『またあおう キットだよ』
たこ坊主くん『おれ 幸せだよ』
『元気でネ またネ』

VEL友Cちゃんは「あんな風に歳を重ねてゆきたい」と言っておりました。
その晩は、何かにつけて徳寿工人の話しになったのは言うまでもありませんwwww
恐るべしアップ