ダイノユリ.です。
あなたが今日も
生きててくれて
ありがとう！
子どもの頃から
思いどおりにいかないと
すぐキレて
不機嫌な態度を撒き散らかす。
5歳くらいの頃、
絵本を読んでいたときに
チヤホヤされて
甘ったれた主人公に
ガチでムカついて
絵本の中に自分が入り込み
この主人公を刃物で
めった刺しにする
という妄想までしてしまう、、
それはそれは
ゆがんだ子どもだった私が
死に物狂いで
まったくイラっとしない性格を
手に入れるまでのおはなしをしています。
子どもたちにキレまくる
モラハラ加害者だった私が
今振り返ってみると、
これもキレる原因の1つだったなと感じる
意外なモノ
がありました。
それが何かというと、、
眉毛
です。
何年くらい前だろう、、
平行眉
が流行ったじゃん？
角度のついた眉毛に落ち着いていました。
眉毛がつり上がってる。
で、ヘアメイクやってるママ友さんにメイクを教えてもらう機会があって、人生初の平行眉にしてもらったんだよね。
やってもらったらすごく良くて
「よし！これからは平行眉だ！」
って決めたわけよ。
で、次の日からは
自分で平行眉を描くわけだけど、
実際に自分が描いてみて思ったの。
「こんなハの字にしないと平行になんないの？」
って。
それまでは
＼ ／
こんな感じに描いていたのに、
平行眉は
／ ＼
これくらいの下がり具合で描かないと平行にならなくて、めちゃくちゃびっくりしたのを覚えてる。
そして平行眉を描きながら
自分の中にある「負けず嫌い」「がんばり屋気質」が消えていくのを感じていました。
「こんなに弱い自分になるなんて、、」
とは思ったものの、もう昔の「昭和眉・平成眉」に戻る気はなかったから
新しい眉毛を受け入れるしかなかった。
新しい「今っぽい」眉毛と引き替えに
過去の「自分」を手放す。
そんな感じがしていました。
今にして思うと平行眉が
弱い自分はダメ
価値のない人間は要らない
失敗は許されない
迷惑かけるなんてありえない
言わずに溜め込む
人に頼れない
甘えてる奴ムカつく
しっかりしなきゃ
できない奴なんなの、やれよ
こういう鎧を外して
「ありのままの弱い自分」
をさらけ出させてくれたんだと思います。
・
・
・
しつこい怒り
許せない
ムカつく！！
なんで私がこんな目に！
私がこういうふうに怒るときは、
まるで私に「価値がない」みたいなことするのやめてよ！！
みんなが私を認めてよ！
みんなが「価値がある」ってことを証明しなさいよ！！
って周りに八つ当たりしてるだけでした。
自分には価値がないって
うっすら気づいてる
それを直視したくない、できない
だから
・認めてもらえる学歴
・認めてもらえる職種
・認めてもらえる配偶者
・認めてもらえる年収
・認めてもらえる影響力（役職やフォロワー数）
・認めてもらえる子ども（性別や産んだ人数）
を手に入れようと努力する。
それが手に入らないと
周りに八つ当たり。
私には価値があるんだから！
私は何も悪くないんだから！
認めてよ！
一言言ってやらないと
気が済まない。
甘えられない
人に頼れない
自分でなんとかするしかない。
これが怒りが手放せない最大の理由。
もしかしたら平行眉が
私の「しっかりしなきゃ」を
じわじわ消去してくれたのかもな。
ふとそんなことを思って
番外編として書いてみました。
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