オリンピックを観ていると日本だけ他国にない事があります。

負けたり、メダル獲得出来なかった時に何故か日本人だけ謝ります。

「すみませんでした」「申し訳ない」「ごめんなさい」

と言います。

理由は「みんなの期待に応えられなくて」そんな事が多いですね

しかし海外の選手は負けても謝らないのです。

「悔しい」とは言うものの「楽しかった」という事が多いのです。


今回のオリンピックはメダル獲得が多いそうですが、国外でのオリンピックの時は大抵「あと一歩」で負けてしまう事が多い気がします。

それはメンタル的な部分で負けてるような気がします。

選手はなんの為にオリンピック参加してるのでしょうか?

負けた後のコメントで「みんなの為にメダル獲得出来なかった」といったコメントが多い事から「楽しむため」では無いことが察することができます。

つまり自分の為にオリンピックに出場してないのです。


人の脳は「主体性を持って行動する」と、どんどん伸びていきます。

無理矢理強制させられると覚えられなかったり、わからなかったりするのです。

主体性が無いということは「自尊心が満たされ辛い」事になります。

更に「負けると叩かれるかもしれない」という恐怖まであります。

日本人にとってオリンピック出場は楽しむためじゃない、自分の為じゃないのでとてつもないストレスがかかっています。


これはオリンピックだけじゃなくて現実でも同じです。

子育てでも子供の自尊心を大切にし、主体性を持たせた行動をさせると大人になってとても優秀な人に育ちます。

兄弟喧嘩している子供に「どうして喧嘩するの?喧嘩しないようにするにはどうしたらいいと思う?」と子供に聞いてみるのです。

その答えが例え自分の事しか考えてないとしても「確かにあなたの事は大切だけど兄弟も同じぐらい大切。どうしたら兄弟を大切に出来る?」と聞いてみたら良いのです。

自尊心を守り主体性を持つ、それが優秀な人の基礎なのではないかなと思います。


これは子供の話ですが、大人になると自然と「自分の為に他人を守る」事に繋がっていきます。

自分の為に行動するのはモチベーションに繋がり、「一人はみんなの為にみんなは一人の為に」という社会作りが可能になります。

良い事は良い事を呼び寄せます。


みんなも自分の為に生きてみてはいかがですか?