↑前回の続きです


前回の記事は小生の自己基盤(パーソナリティ)が未形成で、その「無の自分」を承認してもらう為だけに恋愛していた事を書きました。

何も無いので承認してもらう内容も無く、承認してもらう為の行動なのでストレスが溜まると書きました。


今回はそんな自分自身を見つめ直したところ、とある人ばかりが頭に浮かぶという話です。


その人は今からおよそ6年前に出会いました。

Facebookで出会ったのですが、元々はエミリー・オータム(Emilie Autumn)という(実は世界一)ヴァイオリニスト、シンガーソングライターのファンコミュニティで出会いました。

その出会った人はインディーズアーティストで名前を「メロディ・リン」と言います(以下メロディ)。


↑エミリー・オータム


彼女は二世タレントで、「Queen Of The Static Oper(略してQOTSO、クォッツォ)」という名前で芸能活動していました。

↓ 彼女の各種SNS




↑Queen of the static opera


小生、当時は自己基盤が無く弱い人間だったのでプライドが高く、YouTuberや人気者を毛嫌いしていました。
なぜなら自分の存在がその人達のせいで消えていると人のせいにしていたからです(これを俗に嫉妬と言いますが、なんだか違う気もします)。
しかし彼女の存在は小生にとって特別な感じがしていて、音楽も全て購入したりしていました。

実は小生が仲良くしてもらっているコスプレイヤー、「Nikki Nevermore」と関わりはじめたのは今から2年前でそれよりも前に彼女とは関わりがありました。

↑Nikki NevermoreのTwitter

6年前の当時は小生には恋人がいましたので意識していませんでしたし、なんといっても彼女は当時セントポールに住んでいたので本当にネット上だけの友達といった感じでした。
でも彼女は小生に完成した新曲を一番に教えてくれたり挨拶もしてくれたりと何かと向こうから関わってくれてました。

そして去年、小生が恋人と別れた後です。
そこからおよそ半年経った今自分の事を見つめ直し、「本当の小生は何がしたいのか」という事を考えました。
小生の1人目2人目の恋人は小生にとって承認欲求を満たしてくれる為だけの存在でした。
なので承認欲求が満たされる様に相手に行動を強制させたり、満たされなければストレスを溜め、距離を置いたりしていた訳です。
小生は自分にとって何が幸せなのかを本当に考える事にしました。
ワガママだとかエゴだとか思われるかも知れませんが、今までそれを直視してこなかったのです。
そしてこれは日本特有の国民性だとわかりました。
アメリカ人は自分の為に行動してます。
恋人を選ぶのも自分です。
決断するのも自分です。
義務ではありません。
小生の幸せとは?
それはわかりませんが見方を変えて、生きる目的や生き甲斐を探してみました。
それが幸せになる為の道筋じゃないかと思ってます。
となると、自然とメロディの事ばかり考えていました。
メロディと会話をしたり、メロディの曲を聴いたり、メロディを褒めたり、メロディに褒められたりした時…。
今までに無いドキドキがありました。
彼女は小生と同じアーティストが好きだし、ゲームもするし、そして何より「20歳歳上の人と付き合って失敗した」という共通点が小生の心を動かしました。

アメリカ人は本心で関わってくれます。
小生がつまらない事をすると無視しますし、いい事をすると褒めてくれます。
自分を高める事にも繋がりますし、褒められるとかけがえの無い嬉しさや喜びが味わえます。
こうした日常を過ごす事がとても幸せだと気が付いたのです。

また、メロディにメッセージを送っても返事がない事が多いです。
これはアメリカ人あるあるで、「わざわざ返事しなくてもいいや」と思えばアメリカ人は返事しません。
日本だと喧嘩要因ですが、アメリカでは普通なのです。
小生は過去の恋人にすぐに返事を送ることを強制していましたし逆にこちらも強制されていました。
お互いに返事が無ければイライラしていました。
しかしメロディから返事が無くても全然平気なのです。
嫌われないようにしなきゃと思って強迫的な行動をするとストレスが溜まることは前の記事で書きましたが、「メロディはアメリカ人だし、小生の事を嫌う理由も無いよなぁ。文句言われた事ないし」と気楽に考えていると強迫的に行動することも無くなったのです。
例えばメロディに「I'm lovin' you<3」と送って返事が無くても別の日にハートマークのスタンプが帰ってきたり、永遠に無視されたりします。
それはメロディの基盤が強く「今返さなくてもSawkidには嫌われないだろう。嫌う理由も無いし」と思っていたり「今忙しい」と思っていたりと主体的に行動しているんだと思います。
この関係を数ヶ月続けると「本当の愛は強迫的にするものではない」と言う事に気が付いたのです。
お互いが「嫌われないようにしなきゃ」と    強迫的に行動して本心を隠す事が多い日本ですが、本当はそうでは無いのです。
人間、そうそう人を嫌う事は無いし、「嫌われ無いようにしなきゃ」と考えて焦って偽るよりはゆっくりと自然の流れに任せて主体的に行動し、正直に行動すれば自然と良い方向に進むのです。

ちなみに彼女は小生のSexualityを理解しているようで「あなたは最高の友達よ」と言ってくれました。
ラジオ番組でも「日本に最高の友達がいる」と紹介してくれました。
友達関係ならそのままで良いですが、もっと親密になった時自分はどちらとして生きるかどうすべきか自分で考えて決断する時が来るでしょう……。
身体としても、心としても男女どちらでも良いのですが…。
考えても仕方ないので今は早くロサンゼルスに行けるようにコロナワクチンを接種したりお金を貯める事を優先していくべきでしょう。

仕事探さなきゃね(笑)