昨日、一昨日とアルバイトをした。
と言っても、俺の親戚は電気工事設備で自営業をしていて、その手伝いをしてきた。
つい2週間程前、親戚の伯父さんがうちに来たときに数日間だけだけど仕事をしに
来ないか?と言ってくれたのだ。
しかし、伯父さんは俺が日本に帰国してからまだ仕事が決まっていないことを心配
して、電気工事のできない俺に少しでも収入を・・・と気を遣ってくれたのだと思う。
本当にありがたいお話しだ。
というわけで、この2日間は朝5時に起きて、現場で7時から現場仕事をした。
しかし・・・寒い。。。
っていうか、この前まであったかかったよね?
まぁ丸一日外での作業でない分よかったが、1時間でも外にいようものなら
俺の指先はどうかなっちまうんじゃねぇか?(汗)と思うくらい寒いのだ。
そんな2日間の作業に耐え(寒さ以外は楽)て、晴れて今日、2日分の報酬を頂戴した。
・・・って5万ですか!?
さすがに多すぎると思った。
でも、「いいんだよ、いいんだよ。」と言って、伯父さんは俺に封筒を渡した。
伯父さん、ありがとう。本当に。
ここで俺の伯父さんの話しを少ししておこうと思う。
伯父さんは、俺の母の実の兄で、母曰く、昔から家電品とかが好きでよく分解とか
修理とかをしていたそうだ。
俺が物心ついたとき(幼稚園くらい)には、伯父さんたち家族(妻と子供2人)は
東京23区外にある4畳半と6畳の2部屋で風呂なしトイレ共同の超・ボロアパートに
住んでいた。正直、経済的にも厳しかったのだと思う。
(中略)
それから5、6年程したころだろうか。伯父さんは、自分の会社をつくって電気工事の
仕事を自営業で始めた。母が言うに、伯父さんはすごく真面目で、本当にゼロから
自分の力で信頼と実績をコツコツと積み上げていったそうな。
その後、中古の家を買い、仕事もそこそこ順調のようで、独立してから10年ちょっと
経ったころに3階建て新築の家を建てた。
旅行が好きな伯父さんは、この10年の間に、夫婦で世界の色々なところを旅し、
もう行きたいところにはほとんど行ったと言うくらいゆとりのある豊かな生活をしている。
そんな話しを母から聞いて、俺は小さい頃から伯父さんのことを尊敬していた。
今までは伯父さんと直接そんな話しをしたことはなかったのだが、
今日、仕事が終わった後で社会人になってから独立するまでの話しを初めて聞いた。
母から聞いてはいたが、伯父さん(俺の母も)は小さい時は家がすごく貧しかった
と言っていた。東北の雪が深々と積もる厳しい寒さのある某県の町。
電気のことに興味があった伯父さんは、いつか電気屋さんとして独立して自分の
会社を作りたいと思っていたそうだ。
そして・・・
もう貧乏は絶対にしたくない。とずっと思っていたのだと。
俺の場合は伯父さんよりもずっと恵まれてはいるが、俺も同じだった。
幸い俺の両親は、そこまで俺に貧しい思いをさせないようにしてくれたが、
裕福な家ではなかった。
だから俺は昔から金持ちになりたかった。
父親の文句は言いたくので、詳細は避けるが、俺は幼い頃から母が不憫でならなかった。
そんなことを母が言ったことは一回もないし、もしかしたら母はそんなことを思って
いないかもしれない。
でも、そんな母を見て俺は将来絶対に金持ちになって、母に楽をさせて
あげよう。自分の妻になる人には経済的な心配は絶対にかけまいと思ってきた。
そして俺はいつしかそれが実現できていた。
が、、、
人生はホントに山あり谷ありだ。
俺はここ半年程、谷を経験した。
それがここへ来てようやく上向き始めた。
そして俺は改めて思う。
もう一度、人生を立て直そう。
母に楽をさせてあげたい。
妻と家族に経済的な心配のない豊かな生活をさせてあげたい。
そして感謝の気持ちを忘れないこと。
明日は2月から始まる新しい仕事の打合せがある。
もう一度、自分の原点に返ってみようと思う。
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