内々定をもらった会社は都内にある小さな媒体社だ。

モバイルコンテンツを中心としたメディア事業を自社開発している会社で、
俺はそこの会社の「営業」として就職が決まった。

JAVAと関係ないやん!


そう職種的には関係ない。でも、俺の歳でプログラマー未経験がゼロから
就職するのは現実問題ちょっと、いや相当厳しい。
家族もいるので月に手取り15万円というわけにはいかない。
(頂けるだけありがたいのだが・・・)

だから俺はWEBコンテンツを自社開発していて、あまり大きくない会社に
別職種で就職をし、その社内で開発環境とはどういうものか、プログラマーたちは
日々何を考えてどのような仕事をどういう手順でこなしているのかということから
勉強しようと考えたのだ。



しかし、とてもありがたいことに俺は
役付き(部長)で入社
することが決まっている。

実は、俺はかつてかなりキツい営業会社で、それなりの実績を上げていた。
知る人ぞ知る、業界ではそこそこ知れた会社だ。


今回、俺が就職する会社は、社内に新しく営業部をつくるらしい。
社長は俺の履歴書を見て、その営業部の立ち上げを責任者として採用・抜擢して
くれたというわけだ。

本当にありがたいお話しだった。

正直、もう営業はあまりやりたくなかったが、俺に期待して賭けてくれた
この社長のために俺が知っているノウハウを全部吐き出して必ず成果を上げて
やろうと思っている。


そんな訳で、maybe2月からこの会社にお世話になる。

今は実家に両親と俺の家族で住んでいるが、正式に仕事が決まったら
引越しをしようと思っている。


俺たちはかつて、結婚した当時、結構いい生活を送っていた。
小さかったが、俺は会社の役員をしていて年収は1000万円あった。

金持ちと言えるレベルではないが、とある駅前の高層マンションに住み、
欲しいものはある程度は手に入れ、ちょっとだけ贅沢な暮しをしていたのだ。

そのマンションに引っ越そうと思っている。
もちろん、当時のような間取りが広くて日当たりのいい部屋というわけには
いかないが、新しい会社の手取りで、他に贅沢な消費をしなければ
多少狭い分、安めの家賃で同じマンションに住めるのだ。

嫁と出会って初めて二人で暮らし始めたのも、子供が生まれたのも、
3人で楽しく幸せに暮らしていたのも、あの時のあのマンションだった。

セキュリティも結構しっかりしていて、小さい子供もたくさん住んでいて、
周辺に繁華街はなく、子供を育てるにはなかなかいい環境で、
俺たちはすごく気に入っていた。

2年程前、俺が役員を辞任してこのマンションから退去するとき、
俺たち夫婦は、「いつか必ずここに戻ってこよう。」 と誓って
玄関の戸を閉めた。

あの場所は、俺たち家族にとっては原点ともいえる
聖域なのだ。



なんと、そのマンションに空室が出た!

分譲マンションなので、賃貸での空きがなかなか出てこないのだ。
今日、早速内見の電話を入れた。
現住人の退去が1月末ということで、仮申込をして2月に内見をした後に
正式契約だ。

ちょっと心配なのは、日本に帰国してから約半年、俺は無職(無収入)
だったから審査が通るかどうか。
でも、まぁ何とかなるだろう。いや、きっと大丈夫。



今日のひとこと:

「想いは実現する。」は本当だと思う。


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