6月10日から横浜で開催されている日本抗加齢医学会総会に参加してきました。
今回は「専門医施設のありかた」というセッションで、抗加齢医学会認定医療施設として取り組んでいること、アンチエイジング医療をやっていてよかったこと、また苦心していることなどをお話しさせていたました。
アンチエイジングという言葉がどのくらい浸透してきたのか、今回関連施設でアンケートをとってみました。
結果は7割以上の方がアンチエイジングという言葉を聞いたことがあり、その中の9割の方が「元気で長寿を享受する」という、いわゆる「ピンピンころり」のために生活習慣を改善維持することが大事だとご理解されていました。
一方「ロコモティブシンドローム」については7割以上の方が言葉そのものを「聞いたことがない」と答えていました!
ロコモティブシンドロームは、骨や筋肉などの運動に関わる部位が老化により弱くなり、将来寝たきりになる可能性が高まる状態をいいます。
この時点で長いですね!
要するに、若い頃から運動しないと寝たきりになるよ!ということです。
私としては、「関東ロコモティブシンドローム研究会」や「アンチエイジングキャンプ」を毎年開催していたりするので、半分くらいの方が知っていらっしゃるのでは、と思ってましたが、
甘かったです…(-_-;)。
アンチエイジングのためのロコモ予防であり認知症予防なのです!
みんなつながってる概念です。
今回の結果をうけて、ちょっと方向性を変えなきゃかな、と思ってます。一開業医にできることは限られていますが、できるところからロコモティブシンドローム予防!できるところからアンチエイジング!
で、明日からまたがんばります^_^‼︎