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 昨日発売の「家庭画報7月号」の’「踊る」アンチエイジング’ 特集で、踊りのアンチエイジング効果について解説しております。

 私のフラメンコ教室の様子も出していただいています。フラメンコはもちろん、踊りの楽しさを知っていただき、身体を動かすチャンスを増やして、ロコモティブシンドロームの予防になればうれしいです。

フラメンコは情熱的で激しい踊り、というイメージを持っている方が多いと思います。『情熱的」はそのとおりかもしれませんが、激しいだけではないです。

年配の方や、今まで踊りというものを習ったことがない方でも楽しんでいただけるものだと思います。

 ご存知の方も多いと思いますが、フラメンコは、もともとはスペインのアンダルシア地方で発展した、ヒターノ(ジプシー)の伝統音楽、舞踊です。ヒターノの人々はパジョ(ヒターノでないスペイン人)に迫害された時期などもあり、そうした民族の悲しい歴史を唄った唄も、フラメンコには多く存在します。

フラメンコという文化を理解しようとすると、それはもう分厚い本一冊でもおさまらないような内容がありますし、彼らの音楽を私たち日本人が理解して表現するということになると、それは不可能と言わざるを得ない面もあるように思います。


でも、なぜフラメンコなのかといわれれば、「フラメンコが好き」というそれだけかと思います。

そして、その大好きなフラメンコが、私たちの心と身体の健康の役に立ってしまっているという事実。これは医師としてもPRしていかなくてはいけない、というひとつの使命感のようなものでしょうか。

そんなわけで、私はこれからも文化としてのフラメンコのよさ、そして、医学的な立場から見たフラメンコのよさを両方発信していきたいと思っています。

家庭画報7月号は読み応え満載です!ぜひご覧ください!!