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2014年もがんばって行きたいと思います!

ブログデザインはいつも年明けに変えています。これから1年、このデザインでお付き合い下さいませ。最近は以前より更新がおろそかになっていますが、ずっとブログを読んで下さっている方も多いので、今年はできるだけ情報を出して行きたいと思います。

 年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私はクリスマス前の連休でノロウイルスに感染してしまいました・・・(泣)。

次男→長男→私→主人→祖父母 と、みごとに家族全員感染しました。

小さい子供のいる家はノロウイルスに感染する可能性が高いです。感染しないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

テレビなどで感染対策をさかんにアピールしているので、みなさんよくご存知だと思います。


まずは手洗い、うがい


もう当たり前って感じですね。

ポイントは指輪の内側とか爪の中まで洗うことです。


しかし、この時期手を洗いすぎて主婦湿疹が悪化する方も多いです。 保湿は忘れずに。


あとは、腸内細菌叢を健全に保っておくのも大事です。普段の食生活が大事というわけですね。



私も仕事柄普段の食生活には気をつけている(つもり)です。

手もよく洗います。


 でもでも、子供が吐いたとき、それを片付けて感染しない確率は、私に限っては0%です!

特に今回は次男を抱っこしていて吐かれました。つまり、直接浴びました! 長男に吐かれたときは手袋とマスクをして片付け、その後次亜塩素酸を含むもの(キッチンハイターですが。)でよく消毒をしました。


でも、その後しっかり症状が出て、2日間寝たきりでした・・・(涙)

どんなに気をつけていても感染するときはします。ノロウイルスは、便だと1g中に1億個以上いるそうです。100個でも感染して症状を出すということですから、もはや完全にシャットアウトすることは不可能に近いでしょう。


とにかくノロウイルス(やそれに類似するウイルス)に感染したときは、脱水に注意してやりすごすしかありません。 

 吐いてから24時間は絶食が基本です。(48時間という説もありますが、ここまできたら点滴をした方がよいでしょう。)子供は吐いたあと、うそのように機嫌がよくなるので、「元気なうちに食べさせておこう!」と考えてしまう方もいますが、これはダメです。必ずまた吐きます。

とにかく悪いものはどんどん出してしまい、吐かなくなったら白湯(さゆ)などを飲ませます。今はOS-1というのが手に入りやすいですね。子供ならこれでOKだと思います。

子供が喉が渇いてオレンジジュースを欲しがりますが、私の印象ではオレンジジュースを飲むとまた吐きます。柑橘系はよくないようです。


吐くものがなくなっても吐き気だけ残っている場合もあります。私はプリンペランなどの吐き気止めを使うこともありますが、まだ吐くものが残っていると吐くまでの時間を長引かせるだけになってしまい、使うタイミングがけっこう微妙だったりします。

こんなとき漢方薬の五苓散が効果ありです。五苓散は水毒(水滞)といわれる状態に使う漢方です。読んで字のごとく、体内の水が滞って出せていない状態です。腸管内の余計な水を血液中に取り込んで、尿として排出する作用があるとされています。そんなわけですから二日酔いの頭痛なんかにも効いたりします。

ほかにもめまいや、三叉神経性の頭痛(ピンポイントで頭の一部が痛いようなとき)にはかなり著効する印象があります。

症状がおさまってくると胃痛が目立ってきます。吐くときに胃液も吐いたりして胃酸で粘膜がやられます。いわゆる胃粘膜保護剤でだいぶ楽になります。食べられるようになっても最初は油を使っていないスープや重湯、おかゆから始めるのがよいですね。 まあ常識というか、みなさんいきなりステーキとか食べないと思いますが。


 そういうわけで、3日間のほぼ絶食でしばらく見たことのない体重になったりするのです。

「ノロウイルスも悪いことばっかりじゃないな!」なんて思ったのもつかのま、食べられるようになると急激に失ったエネルギーを取り戻そうとして身体は代謝を落とし、吸収率を上げ、次の飢餓に備えるようになります。

 というわけで、ノロ明けに甘いものなどをたくさん食べると、あっという間に前の体重を追い越すということになります。

かといって、まだ消化吸収が悪いのでいきなり生野菜や野菜ジュースを飲むことはお勧めできません。 ノロで痩せたことを利用してそのまま痩せようとするのは無理、と思った方がよいです。

体力、体調が戻ったら、炭水化物を控え、野菜やタンパク質をしっかり食べて、そして運動して理想の体型になるのがいちばんです。

ダイエットに王道なしです!

というわけで、今年も正しいアンチエイジングについて、いろいろと情報を発信していきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。