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今日は生きる力がちがうことを感じたという話しです。

 先週は母方の親戚と軽井沢で合流しました。母は長野県松本市(旧梓川村)出身です。母の姉(83歳)をはじめ、私のいとことその友人の方などなどが来て、庭の手入れと家の掃除を手伝ってくれました。
 写真はそのときのお料理です。なんてことない家庭料理ですが、写っているもの全ては自家製なのです。野菜は畑で摂って来たもの。魚は前の日に川で釣ってきてくれたものです。この他にも近所の方が作っているスイカもありました。

 長野県は日本一の長寿県として知られています。長寿の秘訣は何か、と研究もされていますし、元気で長生きするにはどうすればよいか、と私もいろいろ勉強していますが、実際に久々に長野の親戚に会って、生活力がちがうというか、これはマネできないな、と感じてしまいました。

 とにかく野菜や果物は作るのが当たり前。魚は釣るのが普通。そして、とにかく朝から日が落ちるまでよく働く、そして大勢で食卓を囲み、いろいろな話しをしてよく笑う。 人間の基本的な生活がここにはあるように感じました。

 今でも子供たちは虫取りや魚釣りを楽しむそうです。ゲームやインターネットももちろんありますが、それだけではないようです。

 ほんとうにアンチエイジングライフを送るのには、自然の多いところに引っ越すしかないのかも・・・。と思いますが、現実的には無理なので、なるべく自然と親しむ時間を作って、できるだけ出来合いのものや加工品を食べないように心がけることがよいのでしょうね。

 彼ら曰く、「軽井沢は都会。」
「なんでこんなに渋滞してるのにわざわざ来るのかわかんねー!」だそうです。

私が星野リゾートでネイチャーツアーに行ってよかったという話しをすると、
「わざわざ金払って山見に行ったの?」
「おれんとこくればただでいくらでも案内してやる!」とのこと。

確かに~。まあネイチャーツアーはあれで楽しいのでお金払って行く価値はあると思いますが、普段から山の中でキノコや山菜を採っている人たちからすると、なんで山に入るのにお金払うんか、という感じなんでしょうね。

 そんなわけで、今回は改めて長野県の長寿のワケを見たような気がしました。