今日は、草原では最強と名高い狩人、みんなの憧れ?のカマキリを見つけました。カマキリは夏から秋にかけて、11月頃まで生息する虫です。9月ごろには近所でもよく見かけましたが、最近ではあまり見なくなりました。以前カマキリを飼っていたこともあり、馴染み深い虫の一種なので、久しぶりに出会えて嬉しかったです。今年はもう会えないかもと思いながら記念に一枚撮りました。

褐色と緑色の混ざったような色をしていますね。
緑色はカマキリらしい色ですが、褐色だと少し渋い感じで猛者らしさを感じます。このハーフカラーは両色のいいとこ取りのような感じでとてもかっこいいです。遠出先だったので写真だけに収めましたが、似た色がいればいつか飼ってみたいと思いました。因みに、カマキリの色が緑だったり褐色だったりするのは、どちらもあることで緑草が多い地域でも少ない地域でも生き残るためであり、生存率を上げる目的があると思います。そのためか、基本的に樹上で生活するハラビロカマキリという種がいるのですが、それでは褐色型はとてもめずらしいです。
ちょっとしたエピソードですが、私の母は超がつくような田舎に実家があり、庭が広く自然が多かったのでよくカマキリがいます。小さな頃カマキリをガバっと掴んで手をめちゃくちゃ引っ掻かれて血が出てしまったそうです。また、家の布団の中からカマキリが出てきたことなどからトラウマとなり、それ以来カマキリは苦手だそうです。何にでも興味津々な幼い頃のトラウマっていうのは誰しもなかなか克服できないものですね。
カマキリは胴の細長い部分を持つのが正しいのですが、なにせ体が柔らかいものですから、もがき暴れながら、持っている手にカマが届いて引っ掻かれてしまったり、思いっきり暴れるので落としてしまったりします。なかなか元気な性格で、スマホ等で動画を取ってると興味津々に徐々に近づいてくるものの、カシャっと動いたり近づいたりすると、カマを振り上げて威嚇してきます。
日本では特に有名なカマキリは三種ほどいます。
今回のオオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、です。ハラビロカマキリはわかりやすく白い斑点があり小ぶりです。
残りの二種は形やサイズから区別のつきにくくよく、一緒くた、にされやすいですが、実はとてもわかり易い差異があります。釜の付け根を見ると、オオカマキリは黄色っぽいような他の部位と似た色なのに対し、チョウセンカマキリは赤やオレンジ色なので、知っていればひと目で判別できるのです。
チョウセンカマキリは、図鑑ではカマキリ(チョウセンカマキリ)としているものが多く、名前が知られていないことも多いです。このように最も一般的な酒に一般名称をつけたというのも割と多く、チョウセンカマキリの他に、カブトムシ(ヤマトカブトムシ)や、クマバチ(キムネクマバチ)、アゲハ(ナミアゲハ)などなどがあります。紛らわしくもありますが、一般に見かける個体数が多いものにそう名付けておけばたいてい間違いないので、図鑑としての利便性は意外とあるのかもしれませんね。
カマキリ目のメインウェポンであるカマですが、他種では、カメムシ目のミズカマキリ、アミメカゲロウ目のヒメカマキリモドキ、などなど別々の進化分岐でカマを得た種がいくらかいることから、カマを得るという進化は肉食虫の最適な進化の一つと考えられます。
この別方面から同じ地点にたどり着く進化というのは大変興味深く、進化が最適な状態に向かっていることを考察する貴重な事実だと思います。
実はカマキリも命を繋ぐには命がけです。カマキリのオスは交尾の際メスに食べられてしまうことがあります。このようなことはカマキリに限らず多種でも稀にあることです。
メスのほうがオスより大きくて強いというのは自然界では珍しくなく、特にジョロウグモだと、大きさが全然違い、オスが10ミリほどなのに対し、メスは3ミリ以上に大きくなります。(足を含めば差はもっと広がる)
ジョロウグモの場合は、メスのいる巣で他のオスとメスを取り合っている最中に足を失ったり、負けた方などが誤って巣に引っかかりメスに食べられてしまうなどの危険もあります。実際に調べてみたところジョロウグモ十匹ほどの中で3、4匹ほどは足が一本欠けていました。自然界で生き抜くのは大変です。
カマキリは、他に目がとても優れており、動くものをとても良く捉えられます。因みにカマキリの目の中にある黒い点は偽瞳孔と言われるもので、人間の黒目と違い、ここでモノを見ているわけではありません。
カマキリといえば、、、ハリガネムシが思いつく人も多いはずです。ハリガネムシはカマキリに寄生して、脳を操って、成長したら水に向かわせてカマキリから出ていく針金のような形の生物であり、カマキリの餌などに寄生してそれを食べたカマキリなどに更に寄生するのです。(詳しくは割愛、また別で話すことはあるかもしれません。)主に寄生されるのはハラビロカマキリで、オオカマキリなどは、森林などにいることが多いためか、寄生されにくいです。普段木の上で生活するハラビロカマキリですが、ハリガネムシの、カマキリを水辺に向かわせる習性から、昼間に、田舎の木などがよく生えている川沿いを歩いているとよく地面を歩くハラビロカマキリを見つけることができます。
とここまでカマキリのあれこれを話してきましたが、どうですか、カマキリってとても魅力的ではないでしょうか。ぜひ次見かけたら、この話でも思い出して気にしてみてください。
今日ももう朝になってきたのでここらで終わろうかと思います。では、さようなら。
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