貴方を傷付ける

ふりをして

傷付いているのは自分な事に

気付いています。

傷付ければ言葉にすればする程に

貴方は悩み尽くさず済むでしょう。

持ち帰る案件は小学生の教科書よりも軽く

児童書より分かりやすく

事実しか書かれていない作文より浅はかでしょう。


こんなことに優しさを費やしてどうしたいんだ。

自己嫌悪する。

抱き寄せた頭を抱え撫でながら

こうされたいのは自分だと思う。

意味の無い時間だとは思わない。

たまに馬鹿げているなと思うだけだ。

どんどん私は恋愛から離れていく

愛や希望や夢から離れていく


子供を前にすれば咲き乱れる言葉の華々も

子供を前にしなければ咲かない事に気付いてしまった

いつからこんなに冷たく無関心になったのだろう

しかし陶酔するよりマシだと思っていたら

そう思っていたのに

結局私は自分を傷付けている

冷たいのも無関心なのも自分に対してだけのものだった

結局こうしてしまう。

自分が幸せになれる気がしない

いやそもそも望んでいないのかもしれない、幸せなんて

だって今十二分に幸せなんだ


通勤には本を読む

毎日変わらない号車の乗車口から乗り込み

毎日変わらないルートで

毎日毎回変わらない口調で


家に帰ればお金に悩み

節約を考えて旅行計画を練る

寝る前に子供を抱き締めておやすみと言う

まま明日休み?

おやすみだよ

やった!!


毎日変わらない日常は少しずつ変わる

季節も変わるし私も変わる

子供は大きくなる

私にはこの時間を見つめられることが嬉しい

心配は私の問題が大半で

上手くやれば少しの贅沢も出来る

もう既に静かな生活は始まりつつある

平凡という幸せがあるなんて嬉しい。

嬉しくてたまらない。

ここに愛が入ったら私は幸せで死ぬかもしれない。

だからいい。大丈夫。