白い兎は夢を見る。
夕焼け空なのに白い雲が浮かぶ不思議な夢を。
とても暖かくて虚しくて、透明な気分だ。
その夢を見るには薬を噛み砕く。
すると兎の身体は疲れ果てるが
夢を見ている内に
草が生い茂る。
だから兎は薬を噛み砕いて眠ることを止めない。
兎には夢があった。
花の種を植えて、可憐に咲かせる事。
「花の種をあげよう」
それをするには薬を噛み砕いて眠ることは出来ない。
花を育てるには眠る暇なんて無いからだ。
兎は迷い、悩んだ。
悩んで
悩んで
お腹が痛くなった。
花が咲くかはわからない。
植えないと芽も出ない。
兎はわからない。
兎はわからない。
◎
頭が痛い
また倒れそうw
死にたい。