白い兎は夢を見る。

夕焼け空なのに白い雲が浮かぶ不思議な夢を。

とても暖かくて虚しくて、透明な気分だ。

その夢を見るには薬を噛み砕く。

すると兎の身体は疲れ果てるが

夢を見ている内に

草が生い茂る。

だから兎は薬を噛み砕いて眠ることを止めない。


兎には夢があった。

花の種を植えて、可憐に咲かせる事。

「花の種をあげよう」


それをするには薬を噛み砕いて眠ることは出来ない。

花を育てるには眠る暇なんて無いからだ。

兎は迷い、悩んだ。

悩んで

悩んで

お腹が痛くなった。

花が咲くかはわからない。

植えないと芽も出ない。

兎はわからない。


兎はわからない。



頭が痛い


また倒れそうw

死にたい。