柔らかいと口にしながら

腕に、肩、

背に、



やめて

と言わない。


言えないんじゃない。


昨夜、「  」呟く様に伝える様に言った時

私はこんな気持ちだったのか

と、浮き彫りになった。

笑えない。


ただの酔いなのか?

君がいつも、此処に居なくなる時

同じ気持ちになった。



「また居なくなるんでしょ?」


「居なく、ならないよ」




ほら、居なくなった。

あの生臭い匂いも

黒くなるほどの深い朱色も

まだ思い出せるよ。


君の顔は忘れたけど。


ただ今回の傷は、他人ではない

私が負うものなんだろうか

と、考えたけど

多分それは違う。


私はいつだって傷を最小限にしてきたし。

あんなに想ってくれる人に

同じ気持ちになるなんてあんまりだ。

そのうち同じ様に殺意まで抱くんだろうか。


全部嘘

全部本当

それが融合している。

本当の気持ちなんて知らん。

良い方が本当の気持ちで良いじゃない。

この黒い気持ちを知ってどうするの?


教えても、お部屋には入れてあげないよ。

あの人しか入れないんだから。


だから私がいくら本当を言おうが

甘えようが

あなたが私を心底信じても

私は信じない。

信じてるフリをして

傷ついているフリをして

切なくさせる。


なんになるの?

人間になるの。


フリじゃないのかもしれない。

でもあまりにも他人事の様に感じることがある。


「そんなのだめだよ」

「うん」

なんで?


「絶対そんなことして欲しくない」


「しないよ笑」




してるよ。


あなたより先にね。


良いじゃない。全部ほんとだよ。

ほらこんな蒼い時間より

ずっと確か

形にも残るんだから。


あなたが私の存在をボタン二つで消しても

細胞が死んで触れ合った箇所が排水溝に流れても


これは私の手元に残るんだから。


それともくれる?

私、いらない。


私が柔らかく笑った半分位は

心の中で罵倒している。

半分は幸せを感じている。

おんなじ顔だよ

どっちかわかる?

頻繁にこの顔をすんのも久しぶりだ。


作ったものが増えて

やっぱ仕事しよって思う。

でも昨日から戸惑ってしまって

今日は全然だめなんだよ。

昨日やっと調子が戻ったんだ。

伸ばしてた手を

下ろしたんだよ。

なのにおかしいな

これじゃいつになってもお金が無いじゃん。


心此処に在らずはいかん。

私は仕事に忠実なんだから。

ちくしょー


寒いよ


沢山寒い。

だから昨日切なくなったんだ。

ガラス部屋の温かい部屋を見せられてるだけだ。

私はガラス隔てて、こっち。

気持ちがわかる?

なんてこと言うんだ。

そんな事を言うならわからせてあげよう。

だからこんな気持ちさせないでよ

どんどん意地が悪くなる。

そのうちメタメタに傷つけるよ。

いいの?

だから気持ちに触らないで

触らないで下さい。

あなたは週末の事だけ考えてれば良いんだ。

私の存在を消してるんだから

謝るんじゃない。


許しの言葉を発する私が、惨めだろ。


そこまで考えてよ。

足りない全然足りない。

私があんなにアッサリスッキリしてあげてるのに

意味もわからないなんて。

なのに、私が謝る時?

あれは意地悪だ。

いいよと言わせて楽しんでる。

ほら嫌になっただろ。


でもまた週末が過ぎたら会うだろう

私が意地悪をするか

しないかはわからないけど。

多分最初と同じ

ずっとあなたに対する気持ちも、態度も変わらないだろう。

変えたくない。

変えたなら、私は乱されている。

そんな事をあなたがするのなら

私金曜日22時頃に、送るからね。

最大の嫌がらせだ。


でもしない、私忙しいんだからね。

寒くなるばかりじゃないか。

人間やめる?

やめても良いよ。

そっちのが頭が空で楽チンだ。