【過去世体験】遊女の悲しかった過去 | 宇宙通訳&ヒプノセラピストのりちゃんブログ

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人生は一度だけではありません。私達には2000回もの過去生があるといわれており、それは潜在意識の中に格納されています。ヒプノセラピーで潜在意識の蓋を開き、過去生を知ることができます。そして今を十全に生きることができるようになります。死をおそれなくなるからです。

セラピスト仲間の実践会で、ヒプノセラピーサロンLuna del cielo(ルーナデルチェーロ)の空丸恵子さんに短いセッションをしていただきました。

 

すると、京都らしき街の若い女性が出てきました。時代劇の衣装のような黒い襟の庶民的な普段着に赤い塗りの櫛のかんざしを頭に差しています。鴨川の河原らしきところには、菜の花がいちめんに咲いていて、その間を楽しそうに散歩しています。小さな布の巾着袋を持っていて、中にはつげの櫛と少しの小銭と飴玉がいくつか入っています。

 

時を少し進めると遊郭の中にある町屋の薄暗い台所みたいなところで、客待ちをしている自分が見えました。周りにはイケズそうなお姉さん遊女たちが同じように客待ちをしていて、お座敷のざわめきが三味線の音にまざって聞こえてきます。慣れない京言葉を使うのがしんどくて辛い。姉さんたちは怖い。

 

私は、その場面を見て身体がす〜っと冷たくなるのを感じました。とても嫌な絶望的な気持ちになったのです。たまの休日に巾着袋にわずかなお小遣いと飴玉を入れて意気揚々と散歩していた女の子が哀れで仕方なかったのでした。それが彼女の全財産だったのです。あとは身一つ。何も所有しない。

 

セッションは時間の都合上ここで終了したのですが、その後の人生を自分で見てみました。

するとなぜかその後の人生のネガティブバージョンとポジティブバージョンが出てきたのでした。

 

ネガティブバージョンは、遊女として絶望し身体を酷使され、梅毒に侵されて若くで亡くなり鴨川の河原に捨てられる哀れ極まる人生。

 

ポジティブバージョンは、遊女として前向きに生きて、幸運にも歳上の旦那に見染められ囲われて町屋を一軒貰って暮らした人生。中年から晩年は三味線の師匠として一人で淡々と生きて死んだ。晩年は白っぽい猫と一緒に暮らしていたようでした。

 

この二つのバージョンの意味はいかに?

 

どちらの人生においても、遊女という苦界に甘んじなければならぬ人生だったのですが、どのような状況であれ、与えられた境遇を最大限生かし、日々を暮らしたら良い。未来は現在の積み重ねであり、生き方で変わるというというメッセージではないかと思いました。

 

また、なんとなく京都という土地が苦手な自分がいるのが納得できた前世でした。