今日は、リスクの呪縛から吹っ切れることができるまで、私の体験談を書きました。
ちょっとダークなところもありますが、今は のほほーん としていますよ照れ ♪

ヒヨコヒヨコヒヨコ

昨年の10月中頃に双子妊娠がわかり、合わせて、子宮内に出血があることも先生から告げられました。

子宮内出血は妊婦さんの3割くらいに見られること。
そんなに特別なことではないけれど、出血が自然に排出されるか、吸収されるか、待つしかできないと。
そして、排出の際に胎児が一緒に外に出てしまうケースも0ではない、と説明を受けました。

妊娠が分かった喜びよりも、妊娠が途中で終わってしまうのではないか、という不安の方が遥かに大きく、
自分ではどうしようもない状況を、何事もないようにと祈りながら過ごしました。


3ヶ月、4ヶ月と順調に経過しながらも、安定期までは今少し。
周りの人に伝えたいような、でももし途中で何かあったら…

何事もないと信じたい気持ちがありつつも、何かあった時に自分がガッカリしないように、常に頑丈に気持ちを護っていて、
保険を掛けるような思いで、どうしても伝えなくてはならない人以外には、極力伝えないようにしていました。


安定期にようやく入り、少しだけ安心した頃。
少しずつ妊娠の旨を報告するようになりました。
ただ、双子妊娠だと伝えると返ってくるのは
「リスクが高いからね~。心配でしょ。」
という言葉とリスク情報の数々。

悪気なんてなく、こちらを察しての言葉掛けであることは、重々承知。
それでも、リスクを回避する方法で私ができることは無理をしないことくらい。
特別な手段はないし、無理をせずとも生じる時は生じる。
色々と教えていただけるのは助かることもあったけれど、
聞いてもどうしようできない情報の数々は、正直ストレスでしかなかったです。

あ、私の妊娠って、喜んでもらえないんだ。
情報によって不安が生まれる瞬間を、何度も感じた時期でした。


しばらくの間、悶々と過ごしていた頃。
ある日お世話になっている方に報告した際、
「まずは、無事に育ってくれることですけどね。」
と、自分に保険を掛けるような文言が自然と出ていました。

すると、間髪いれずに返ってきたのは
「元気に産まれてくるに決まってるでしょ!おめでとう!楽しみだなぁ~!」
の言葉と、満面の笑みでした。


この時ですね~。
あ、もう大丈夫だ!
元気に産まれてくるって私が一番信じよう!
と、吹っ切れることができたのです。
とてつもなく嬉しかったなぁ。
待っててくれる人がいるんだなぁ、と。


もちろん、出産は命懸け。
でもそれは、お母さんみんなが経験してきたこと。
双子だからうんぬん、は置いておいて、授かった命をただただ、大事にしようと。
そして、もし同じような経験をする方がいた時、少しでも安心感に繋がるように、自分の経験を発信しようと。


それからは、
双子ちゃんなんてこれから大変だね~。と声を掛けられたら
「まぁ、なるようにしかなりませんからね照れ
が夫婦揃って合い言葉のようになっています。

で、自分が必要だなーと思わない話(テンションが上がらない話)に関しては、華麗に右から左に流しています。笑
その方が、圧倒的に健康的✨


そして、たくさんの情報をもらうことや、ご心配いただくことより、私が嬉しかったのは
「おめでとう!無事に産まれてくれるのを楽しみに待っているね!」
の、メッセージ。

どれだけ私の力になったことか。
本当にありがたかったです。

これから私もそうしようと思いました。
情報は、「それを必要としている人」に届けよう。


さ、妊娠さんもあと少し。
十二分に味わって過ごしたいと思いますウシシ