自立へ向かう依存と、破滅に向かう依存 | 「自分」を生きるための心理学(ビリーフチェンジ)

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生きづらさを手放して、ゆるぎない自分で生きよう。
一度きりの人生だから、命が輝く生き方をしよう。

■自立に向かう依存と、破滅に向かう依存



こんばんは。
心理カウンセラーの加藤恵美です。


ビリーフチェンジセラピーで、
生きづらさ・寂しさを抱える人が、
自分らしく幸せに生きるサポートをしています。





さてさて、今日は前回からの続きを。

今回は、ここ最近ではめずらしく?
ずっしり重めの内容です。。


<前回の内容はコチラ>
『日本における依存症関連の解決を目指して』
~横浜フォーラムに参加しました





*   *   *   *   *   *



あなたは、ギャンブルや薬物などの
「依存症」について、どんなイメージを持っていますか?



私は、少なくとも
カウンセラーになるまでは、

”依存症は、心が弱くて自分に甘い人が
なるもので、私は絶対にならない!!”


”そして、一度なったら回復できない。”



と思っていました。。





なぜなら、私自身、子供の頃からずっと
アルコール依存症の母を見てきて、

あまりに辛い状況の中で、依存症という病気が、
どうしても理解し難かったからです。


今だから言えるけど、ホントは
理解したくなかっただけです、ハイ。。( ̄ー ̄;






そして今回、ずっと避けてきたものに
向き合う時期が来たのかも・・・

と思い、フォーラムに参加してみることに。




*   *   *   *   *   *



これは、実際に、薬物依存から
回復した方のお話です。



最初のきっかけは、”やり場の無い寂しさ”
だったり、”楽になりたい”という気持から。

そして、薬物やアルコールで心を
埋めようとして、どんどん依存してしまう。





気が付いた時には、
止めたくても止められなくなっていて、

その度に自尊心がすり減り、
ますます依存してしまう。

最後は、死ぬギリギリ手前にまで
身を滅ぼす事に・・・。



もちろん、本人だけじゃなく、
家族の心もすり減っていきます。




 



で、ここに至るまでの、
そもそもの問題って何でしょう?




もし、最初に、
”やり場の無い寂しさ”を感じた時に、

自由に誰かに甘えたり、
助けを求める事ができていたら・・。


極端に何か1つのもの(人)に執着して、
命がギリギリの所まで追いつめられてたでしょうか?





何が言いたいか、というと、

”自由にいつでも人に依存できること”

これ、とっても大切です!!





当たり前だけど、薬物やギャンブルで得る
高揚感や安心感は、絶対に長続きしません。
(感情がマヒしているだけだから)


本当の安心感や幸せは、
人との感情的なつながりから得られるもので、

もともとは、お母さんとの
つながりから得られるものなんです!!





だから、苦しい時に周りに助けを求める事、
これってダメなことじゃなく、むしろ必要な事なんです。




*   *   *   *   *   *



そして、依存症は薬物やギャンブル限らず、
買物やダイエット、恋愛や仕事、ネットなどなど、
理屈はどれも同じ。


程度の差はあれ、私達にとって、
依存症は、決して他人事ではないのかもしれません。


私自身、実際にお話を聞いてみて、
依存症が、より自分ゴトになった気がします。



あ 
ビリーフチェンジの先輩でもある久代さん(左)と私☆





ワンネスグループ代表の方は、

”自分が依存症になったことで、気づいた事が
たくさんあった。依存症は回復します!!”


と、力強く仰っていました。




もちろん、回復するまでの道のりは、
決して簡単では無いはずです。



それでも、この言葉が、
今、苦しんでいるクライアントさんと、

その家族の希望と幸せにつながれば
いいな、と願っています。



もちろん、私も、今以上に幸せな
自分を目指していきますよ!!(´∀`)






今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます☆

加藤 恵美


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