お知らせ

コロナウイルスの流行により

長らくセラピーの提供を停止しておりました。

この期間を経て

私の中で起こった心境の変化をお知らせしようと書いています。

ずいぶん前にその変化は起こっていたのですが、

なんとなく、そのまま先伸ばしにしていた

と言った方がよいのかもしれません。

結論からお伝えしますと、

セラピーの提供をオンライン、対面問わず

無期限で停止しようと思っています。

心理セラピーをすること

その勉強を通じて、私はたくさんのことを学ばせてもらいました。

生きることにもがき苦しんでいたことから踏み込んだ世界でしたが、

自身がその苦しさより解放されることのみならず

「命の意味」をふと垣間見ることまで学ばせてもらったと思っています。

そんな中で徐々に大きくなったのが

「自分らしい生き方をしたい」という気持ちでした。

セラピスト活動を始めた時

人を助けたいと思う気持ちが強くありました。

けれど、自身が癒されてゆくにつれ

一番癒したかったのは自分自身なのだな

と気づいてゆきました。

もちろん、今でも人が苦しんでいるのをみると

その方達の幸せを願います。

みんな幸せになってほしい。

でも、徐々に

「職業としてのセラピストは私の役目ではないのではないか」と思うようになりました。

セラピーを学び始めた頃に聞いた

先生の話の中に印象に残っているものがあります。

セラピストとは、職業でセラピストをしている人だけがセラピストではない。

その辺にいて、その人に会うと、何だかホッとする、癒される、そんな存在がセラピストなのだ。ここを出た人がそんな存在になってくれたら

という話だったと記憶しています。

年月を経て、

「その辺の日常に紛れているセラピスト」の方が自分にしっくりくると思うようになりました。

なんとなく居て、なんとなく話していると

なんか心が軽くなった

と接する人に思ってもらえるのであれば

それがよいなと思うようになりました。

この先、またいつか職業としてのセラピストをやろうと思う事もあるかもしれません。

でも、今の私にはその道はみえません。

その気持ちに正直に生きてゆきます。

ブログを読んで下さったり、

コメントを下さったり

セラピーで会いに来て下さったり

本当にありがとうございました。

今後、時々、ただの人として

このブログに、自分の興味、関心事を書くこともあるかもしれません。

その時は読んで下さると嬉しいです。