帰宅した旦那さんが



「お義父さんに会ってきたよ」と言う




そうです


お義父さん=わたしの父のこと





わたしが20代の頃


父は病院で亡くなった






この世には


父はいない…(はずな)のだけど





うちの旦那さんは



いつも言うの




「お義父さんに会ってきたよ」と。







それは


毎月  毎月


わたしの実家のお墓参りに行き



亡き父と話をしているのだそうで







「お義父さんと話してきたよ」



「今日 お義父さんに会えたよ」




それはそれは



とてもしあわせそうに


話してくれるのです







わたしは


そんな しあわせそうに話してくれる


旦那さんを見ていると



なんとも


じーんとするのです













わたしは幼い頃から父が大好きでした





わたしが大好きだった父を


旦那さんも

大切にしてくれているような気がして



あたたかな気持ちになるのです








わたしたちがお付き合いをしていて


まだ結婚する前には





「お義父さんと二人で話がしたい」


当時 彼は、わたしの父を誘い

ふたりで食事に行ったことがありました




いま思えば

なかなかにチャレンジャーだよなぁ

(遠い目…)




男同士の話が


どんな話だったのかはわからないけれど




そののちに結婚




出逢ってから


1ヶ月後にはプロポーズ

翌月にはお互いの両親と顔合わせ

半年後には結納


結納から半年後に結婚






そして

結婚して30年が経ち








わたしは



生まれてきて


いまが  いちばんしあわせだと


感じていて





いろんな経験の中で


アップダウン


なんなら、ダウン ダウン…


ここは深海なの?



なんてこともたくさん


経験してきましたが





それも含めて





あぁ


旦那さんと


出逢えて良かったなぁ


と素直に感じるのです











時々、面白可笑しく



「パパと結婚して、大当たりやったわ!」


と、わたしが言うと




息子たちに


「おいっ、聞いたか?」


「息子ら、よく聞いとけよ 笑」


「パパと結婚して大当たりやったって」


「あはは~」




「ママ、愛してるよ~」




と、息子らの前で大笑いする旦那さん









何が良くて 何が良くなくて



それは

どちらでもよくて






いま、しあわせと感じるならば


それでいい


と感じている 




いまがあるのです






平たくいうと、「安心」










もし


実家の父が元気に生きていたら





年老いた父と


うちの旦那さんは



きっと ふたりで


あはは~と笑いながら


たわいもない話で


盛り上がるんだろうなぁ








そんな二人を


わたしの中で感じることが


また楽しくて…


わたしは、ただただ安心するのです










「お義父さんが生きた年齢を」

「越えて、俺は生きているんやなぁ」


「お義父さん、早かったなぁ」







と、ゆっくり しみじみと言う時の瞳が


やさしさに溢れていて



ぐっとくるのです









父の好きなところは


いちばんには


家族思いだったこと





そして

母のことを

とてもとても大切にしていたこと











父と重ねるように





旦那さんからの愛情を



日々の中で 感じ




あらためて







ありがとうございます






そっと目をとじて


手を合わせるのでした







2月分セッション  
90分  7,700円
受付は10日(土)締切です

ありがとうございました

次回、セッション受付まで
少々お待ちください







ありがとうございます

トリニティ数秘術認定カウンセラー
山本登志子