胸に両手をあてて


目をとじる





ただ それだけなのに





涙腺がゆるむ











今日は、2歳の孫が


「ばぁばの車でお迎え!」と言うので
(お迎え=帰る、という意味)



時計を見ると


17:05



「まだ、ママ お仕事から帰ってないから」


「もう少し遊んでから」


「ばぁばの車で帰ろうね」



と話したら






「パパとママと○○ちゃんの家に行く!」


と言い出した








「わかったよ」


「じゃあ、おうちに行ってみようね」





と、車を走らせた








車で3分もあれば到着なのだけど…





自宅前に

パパとママの車が無いことを確認した

孫は







「パパはお仕事」

「ママはお仕事」

「○○ちゃんは保育園」




と、つぶやいた







2歳のつぶやきに


なぜか


わたしが泣きそうになる








頑張ってるんだなぁ…


2歳は頑張ってるんだなぁ











「パパとママが帰ってくるまで」

「ぐるーっと」

「ドライブしてくる?」


と誘ったら




「ばぁばも行く?」


と… 笑





「うん、行くよ」って返事をしたら


にこっと笑った 孫






近くのドラッグストアまで行き


車を停めたら




お月さまが見えた








「○○ちゃん、お月さま まんまるだよ♪」

と言うと




「わぁ~ お月さまだぁ」


「○○ちゃん、お月さまが大好きなの」



って言った








いつもママがお迎えにくる頃は


外が暗くて


「お月さま、どこ?」



って、毎日 毎日 聞く 孫












実は



わたしは


お月さまばかり見ていた人で




大人になって


リトリートに参加した時に



早朝に


日が昇るのを見て



とても感動して


涙がつーっと 流れた 経験が何度かあった







孫を 


じぶんと重ねたり





父を


旦那さんに重ねたり






母を


また別のじぶんと重ねたり









わたしは



そうやって


目の前の人に 


誰かを重ねてみていることが


多くて






そのたびに


たくさんの感情を抱いてきた











わたしは、ここにいるよ



よそ見しないで


わたしを、まっすぐ見て









そんな声が



聴こえた気がした













ありがとうございます


トリニティ数秘術認定カウンセラー
山本登志子