何かが変わっていく



それを感じています







いつかのわたしは






いまのわたしを



創造できていたのだろうか









数年前

母が倒れ 半身不随になり



あの頃  かきむしったハート





「お母さん」「お母さん」と泣いて






「お母さんの介護をしたい」


「わたしはお母さんと日常を過ごしたい」




「わたしだって、お母さんと暮らしたい」


「わたしには、いつも順番は回ってこない」








そう言って泣きつづけた


あの わたしは




いまのわたしを


知っていたのだろうか







母は介護が必要でありながらも


もともと同居していた

兄家族といっしょに暮らし


おもに 兄嫁さんが


お世話をしてくださっている






兄嫁さんが母の介護を引き受けてくれたことに


感謝しつつも



こころの中には



「わたしにも…」




そんな気持ちの欠片が


ずっとずっとあったこと










そして


今日夕方に


姉から動画とともに届いたニュース



そこには


動かなくなっていた右手で

ペンを持ち




漢字で名前を書いている


母の姿








号泣しました












今年5月から学びはじめた

トリニティ数秘術で



生年月日とお名前を

丁寧に取り扱ってきたわたしにとって





その母の姿は





「登志子、それでいいですよ」


「応援していますよ」


「お母さんは、もう大丈夫だから」



「あなたの人生を生きなさい」






そう言ってくれていると


感じたのです










トリニティ数秘術の

テキストをめくるたびに


そこに生命を感じるのです







生命以外に


ほかに、どんな表現があるのだろう…









夢中になり


ページをめくる





その

お作法とも感じられる

動きひとつひとつが


こころをも動かす






数字から感じるエネルギー


そして

ペンが動く様子




何もかもが有り難いのです


すべてが有り難いのです







トリニティ数秘術に出会えて

生きる世界が変わったとさえ

感じています





漢字で名前を書く

今日の母の姿を


このタイミングで見せてもらえたこと





わたしは



じぶんが歩んでいる この道を


信頼していきます











ありがとうございます


山本登志子