待ちに待った藤井風の新曲「It's Alright」のMVがやっと公開されましたね。

先日のコーチェラでも一曲目が「It's Alright」でした。
歌詞は神さま的存在の視点で描かれます。
…泣きたければ 私の腕の中で泣きなさい。 (愛欲を含めた)欲望Kamaを手放し、代わりにエゴから解放された至高の愛Premaを受け入れなさい。大丈夫、全てはうまくいくから…と。
そして神さまは外に探しに出なくとも、既に僕らの内側に存在している、と。
サウンドとメロディは、チャレンジングな、それでも藤井風らしさを忍ばせた無国籍風。
和のサウンドからヒップホップ、R&Bといったブラックミュージックの融合で、和風エキゾチックな楽曲に仕上がってます。
Yaffleさんのアレンジは毎回素晴らしい。藤井風との 相性もよいのでしょう。
MVも素晴らしい色彩感覚でカラフルに彩られた世界観をビジュアル化。
特殊効果もよい。
衣装、色彩も「花」のMVを連想させる素晴らしさ。
MVの和の世界観は海外にもウケそう。
「泥無くして蓮は無し」の話は前にしましたが、「花笑む The earth laughs in flowers」という言葉。
訳すと「大地は花で笑う」。
これはアメリカの哲学者ラルフ・ワルド・エマーソンの詩の一節。
春の訪れ、生命の喜びを表現しています。
大地が花を咲かせる様子を幸せに微笑んでいる姿になぞらえたポジティブなメッセージ、とのことです。

藤井風はこれまでも「花」を人間の内にある崇高な存在を比喩して使ってますね。
アルバム「Pre:Prema」の収録順に注目すると「It's Alright」の次が「花」。
「花」で「MY flower is here…」と歌う藤井風。
花は既にここ、すなわち自分の内側に咲いている。
花とはいのち、そしてエゴから解放された至高の愛Prema。
探し求めるもの(神さま的存在、プレマな愛)が外にあるんじゃなくて、内側に既にあることに気づけば良い。
だから、僕らは既に皆等しく光っている(「grace」)。
自分の内側にある神聖なプレマに人が繋がる(同一化する)なら、私もあなたも愛そのもの、神そのもの(「Prema」)。
だから大丈夫なんだよ、全てはきっとうまくいく( 「It's Alright」)。
泥のような苦しみや欲望とかネガティブなものだらけの大地だけれど、そこから蓮の花が咲く。
僕たちは己の心をただ穏やかにして、蓮の花の如き優しさ、愛が咲くのを待つ。
春の訪れを待つように。
そうしたら、春が必ず来るように、その時も必ずやって来る。


