母親との関係改善セラピスト青野千春です。

先日、ファミレスでモーニングセットを頼んだときのこと。ウエイトレスさんが目玉焼きと一緒にお醤油を持ってきたのです。

私は、ソースをかけて食べるのが好きなので、「ソースをください」と言ってソースを持ってきてもらったのですが。

このウエイトレスさんにとっては、“目玉焼きには醤油”だったのですね。

あなたは目玉焼きを食べるときに何をかけますか？

塩コショウ？、ケチャップ？、しょうゆ？、ソース？、マヨネーズ？…

これを聞いて、「目玉焼きにはフツー、塩コショウでしょ」、と思った人はいませんか？

あなたの考える「フツー」って何でしょうか？

目玉焼きにかけるものだったら何でもいいんじゃないの、と思っていますか？

では、「親とは？」、「上司とは？」と聞かれたら何と答えますか？

「親とは○○なもの。」、「上司とは○○なもの。」と出て来たでしょうか？

このときに、相手の考える「○○」と自分の考える「○○」が違う時はどうでしょうか？

先日、友人と話していたときに、彼女がこぼしていました。

実家の母親に子どもの面倒を見てほしい、と頼んだら、その日は趣味のサークルの集まりがあるからできない、と断ってきた。

親だったら、自分の孫の面倒を見るのは当たり前でしょ。

それなのに自分の趣味を優先するなんて…

彼女の中では、「フツー、親は孫の面倒を見るのは当たり前でしょ。」と思っていたのです。

しかし、彼女の母親の考えは違っていた…。

こんなときはイライラするよりも、一度自分の中の「フツー」を見直してみた方がいいですね。

「目玉焼きにかけるもの」のように、自分の考える「フツー」は相手とは違うかもしれない、と思う心の余裕を持ってみませんか。

母親との関係改善セラピスト　青野千春

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目玉焼きにかけるのは？