
テラプロジェクト峯平です。

近畿大学ACT「植・食、健康」産業支援プロジェクトで展開される近大レモン倶楽部は、ユニバーサルフレンチレストラン「ル・クロ・ド・マリアージュ」(大阪市中央区谷町2丁目2−22 NSビル 2F)にて、「違いを価値に変える」フィールドワークを実施しました。

「ル・クロ・ド・マリアージュ」は、普通のフレンチレストランに見えますが、障がい者支援のフレンチレストランで、キャストさんの多くが障がいを抱えています。

今回は、障がいを抱えている方々がどのようにお仕事に従事されているか、学生、保護者の皆さんと共に朝礼から見学させて頂きました。

朝礼は、自発的に同僚や出来事への感謝の気持を述べるところから始まり、とても明るい雰囲気で進み、笑顔あふれる朝礼に感激しました。

フロアサービス以外のキッチンスタッフも丁寧に仕事をされています。

新しく4Fにオープンしたカフェスペースもキャストさん達は明るく楽しく仕事をしていました。

昼食は、ハンバーグをメインにしたランチメニューを美味しくいただきました。接客して下さるキャストの中には車いすのキャストさんもいましたが、30名程のグループに対して遅れることなく素晴らしいサービスでした。
客だからといって座りっぱなしではなく、客もサービスに協力することで、最高の食事を楽しむことができることを学びました。ユニバーサルレストランとはこういう事なのですね。

キャストの皆さんは、レストランのPRがとても上手で、パワーポイントを使って、普段の仕事の様子を補足してくださいました。各テーブルでキャストさん達とお話させていただきましたが、働くことがとても楽しそうで、沢山の夢を聞かせて頂きました。

人との違いを価値に変える。このような素晴らしいレストランがあることを万博を通じて世界中の方々に知ってもらいたいと思いました。
近大レモン倶楽部プロジェクトレポート