青ヶ島の旅を終えた。八丈島の宿で朝食を済ませ空路羽田に戻る。八丈島底土港から見た日の出の情景。
八丈島のダイバーズゲストハウスで食べた朝食。写真のハニーチーズトーストが良かった。ハチミツとチーズの組み合わせは最初意外な気がしたが、食べてみるとこれはいける。ありふれたトーストも工夫次第で美味しくいただけるのだと感心した。 

八丈島空港9:00発羽田行きANAに乗る。八丈富士は厚い雲に覆われていて姿を見ることはできなかった。50分で羽田に到着する。ちょうど主翼近くの窓際の席なので旅客機の離陸、飛行、着陸シーンを映像に収めることにしたい。 

いつも通りの旅客機だが、この位置に座るのは初めて。迫力あるシーンが撮れそうだ。 




羽田空港からの帰路は行きは横浜駅から京急を使ったので、帰りは最近開通した高速横浜環状北線経由で新横浜までリムジンバスを利用した。 





この夏は青ヶ島離島の旅、富士山と鳥海山の登山、青春18きっぷを使って横浜門司往復、房総一周、東海の旅を経験した。旅というのは日常からの離脱である。生きるヒントを得る機会でもある。そして次の旅に期待を踊らせる自分がいる。来週末は山陰と飛騨を廻る鉄道旅を予定している。この夏最後の旅となる。新横浜→京都→出雲市→備後落合→津山→姫路→名古屋→高山→富山→東京→横浜と廻る。GWの知覧沖縄の旅以来4ヵ月ぶりの乗り鉄仲間との二人旅となる。スーパーはくと、奥出雲おろち号、ワイドビューひだ乗車が主目的となる。僕にとって夏は旅の季節。青春の季節でもある。童心に戻り無邪気に遊ぶ。これがどれ程人生に潤いを与えていることか。秋から冬にかけては大人として厳しい現実と向き合い、社会と調和するため身をすり減らして働き、生活しなければならない。夢のような夏の名残を惜しんでまもなく日常生活に復帰する。この夏は親父の手術肺炎を乗り越えることから始まった。呑気に夏の予定を立てていた僕を襲った親父の病気。母は亡く、妻は仕事、実子の僕が病院と施設と連絡を取り、介護付き添いをこなした。幸運にも一命をとりとめた親父。この機会を逃すわけにはいかない。この夏は温めてきた旅の夢を次々実現した。結果的に毎年のことだが、夏に相当散財したので(あと1度散財予定あり!)秋から冬にかけ倹約に努め資金を貯え、来年の夏も「秘境御蔵島離島の旅」とか「樺太鉄道懐かしの寝台列車の旅」とか刺激的な旅を企画したいと思っている。「見かけは大人心は子ども」の中年トラベラーは今後も旅を続けます(笑)