コンパクトクオリティ | TheoryOfContraints official blog

コンパクトクオリティ

アメリカのダウンロードサービスで「コンパクトクオリティのi-podのテープ」がダウンロード出来る状況になりました

以前から、他のマニア向けのサービスでは行われていたのですけど、アマチュアミュージシャンのi-tunes出る為の代理店が、そのサービスを始めた事により大変な状況になりました

それは、『i-tunesに出ている大多数のアマチュアミュージシャンのi-podのテープがコンパクトクオリティになる』と言う事です

それを逆に言うと「i-podのテープでオリコンチャートのミュージシャンはアマチュアミュージシャンに負けている」と言う事。アマチュアは「コンパクトディスククオリティ」なのに、オリコンチャートの人々は「カセットテープレベルのi-podのテープ」しか配信できない

「オリコンチャートなのでカセットテープクオリティ」「負けてんやん」

って状況なので非常に大変な状況。英語のウェブですけどアマチュアのコンパクトディスクがau walletで支払えばダウンロード出来る訳ですよ

それに対抗するにはi-tunesがapple non-less formatで、google play musicやamazon mp3がFLACフォーマットでコンパクトディスククオリティになれば、オリコンチャートの人々のi-podのテープもコンパクトディスククオリティなる

けれど、それはアマチュアとオリコンの人々が対等な『フラットな』状況になると言う事、そして

コンパクトディスクがいらなくなるので「コンパクトディスクが無くなる」

ので、日本レコード協会やオリコンチャートと言う既得権益が無くなるし、amazonやTower record JapanやHMV Japanからコンパクトディスクが無くなると言う状況が始まるんですよ

もちろん、お年寄り向けの演歌のカセットテープは無くならないと思いますが

それにオリコンチャート側が対応する策としては

・日本もアメリカに習ってラジオチャートにする
・amazon mp3、i-tunes、google play musicのダウンロードを束ね、日本レコード協会の楽曲のみオリコンチャートで扱う
・オリコンチャートに『投票する』為にコンパクトディスクを買って貰う

ですけど、結局、「リアルな状況からマスコミが乖離する」しかなくなるので、その時は「マスコミの存在意義が無くなる」んですよね

なので、現実としては「レコチョクなどでコンパクトディスククオリティのi-podのテープを限定配信」して、「著作権料を増やし」て貰うのが現実かな、と

まぁ、大変な状況が始まるな、と

だって、「デジタルダウンロード権がおまけの握手券を大量に買い込む人々」が出てくるんですもの。まぁ、プリペイドカード型の握手券になるんでしょうけど

個人的には、ジルデコのイベント限定コンパクトディスクのコンパクトディスククオリティなデジタル配信を希望だよん
ヾ(@°▽°@)ノ

【付記】

よりハイデフなi-podのテープで差別化もなくはないけど、これまでの分を「全てデジタルリマスターを行わないといけない」のは大変だよな