在庫を持たずにネットショップを開業・運営できる「ドロップシッピング」。ネット環境さえ整っていれば、誰でも始められるビジネスの一つです。

 

「直送」という意味を持つドロップシッピングは、ネットショップのオーナーが商品の在庫を持たず、注文が入った時点でメーカーや卸売業者から商品を直送させるネット販売システムのことをいいます。

 

商品の仕入れ、在庫管理、梱包作業、配送などをショップのオーナーが行う従来のネットショップとは違い、ドロップシッピングの場合、商品在庫はメーカーや卸業者の倉庫にあるので手元にはなく、受注後にメーカーや卸業者に商品の出荷指示を出します。そのため商品はメーカーや卸業者から直接顧客に発送されます。

 

ドロップシッピングの最大の特徴は、ネットショップのオーナーが在庫管理や発送などの作業を行わず、商品の販売価格を自由に設定しネット販売ができるということです。そのためネットショップを始める際、商品を仕入れる必要がなく在庫を抱えるリスクがありません。また、受注後の梱包・発送作業を行う必要がないので、マーケティングに専念することができるというメリットもあります。

 

ドロップシッピングを始めるにあたって、まず商品を販売するネットショップのサイトを作成する必要があります。最近では、プログラミングの知識がなくても簡単に独自サイトを作成できるプラットフォームが数多くあります。

 

そのECサイト作成プラットフォームの中で今注目されているのが、世界No.1シェアを誇るカナダ発の「Shopify」です。シンプルで使いやすく高機能なサービスを提供していることから現在世界175ヵ国・60万以上のショップで利用されています。

 

 

2017年に日本市場への本格参入をスタートしてから、管理画面・カスタマーサポートの日本語対応化のみならずコンビニ決済など日本独自な決済方法の導入などに対応しています。100種類以上の豊富なデザインテンプレートが用意されていて、オリジナルの自社サイトを手軽に作成することができます。また、Shopifyアプリストアには2000以上ものアプリがあり、目的などに合わせて必要な機能を追加することができ、ネットショップを自由にカスタマイズできます。

 

Shopifyで自社サイトを作成するだけでなく、ドロップシッピングを実現するアプリ「Oberlo」を導入すれば、在庫を持たずに商品の販売および配送が可能となります。このアプリには電化製品、おもちゃ、アパレルや美容など多種多様な商品があります。世界中のサプライヤーから簡単に商品を見つけることができ、自社サイトに商品をすぐに追加することができます。受注を受けたらサプライヤーが倉庫から直接顧客へ商品を発送するので、在庫管理や配送作業の心配もいりません。ショップオーナーは販売価格の設定、マーケティングに専念することができます。Oberloでは、ネットショップに商品を無料で追加することができます

 

 

ネットショップを開業したいけれど何から始めて良いかわからない、人が買うかわからない商品に資金をかけたくない、在庫を抱えるリスクを負いたくないという人は、Shopifyで販売する商品をOberloで探しドロップシッピング始めることを検討してみてはいかがでしょうか。