有害食品の色々(シリーズ)
「や」
やばいのは マルチ催眠 泣き落とし
マルチ 催眠 泣き落とし これらはインチキ商品を言葉巧みにごまかして高く売りつける商法の総称であるが、この商法が健康食品の販売に利用されている点に問題がある。
集め屋という商売があって、巧みな勧誘方法で一人何円からの報酬で何百人でも人を集める。
講演会場の定刻前には長い行列が出来る。
先着何名様には粗品を進呈とかいったビラが、何も知らない人たちを引き付ける。
会場に入ると味噌醤油を初め本物の自然食品が展示されていて、客たちは其の前を通って会場へ入る。
そこではまだ売っていない。
音楽入りで会が始まる。
自然食品の効用の話から始まり、味噌醤油も原価を割って販売するから客はわっと飛びついて瞬く間に売切れてしまう。
が、商売の目的は其れから後で、言葉巧みにローヤルゼリーなどの話しに入り、何万円もする1箱を買わなければならないような雰囲気に持ち込んでいく。
本当に効き目のある健康食品ならあくどい宣伝などしなくっても、口コミで売れていくものである。
調味料、アルコール、菓子、飲料、レトルト食品、その他口に入れるもの全てがコーマーシャルと言う騙しのテクニックによって販売されている。
我々消費者は病気になっても、それらが原因だとは思わない。
また、証明するすべもない。
話は違うが、ある農家にわが農園で使っているオガを進めてみた。
其の農家は材木屋からダンプでオガを仕入れて、堆肥(ぼかし)を作った。
それを使用した野菜は色艶がよく味も良かった。
出荷したが他の仲間から苦情が出た。
「同じ値段では、我々のものが売れないから、高くして売ってくれ」
仕方が無いので、2倍にして売ったそうですが、当然少ししか売れません。
しかし、それを買っていったわずかな人たちの口コミで、倍もする野菜が一番先に売り切れるようになりました。
残念ながら其の農家、今は寄る年波で其の堆肥(ぼかし)を作れない。
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