先日、ペットの本を読んでくださった方から、とても嬉しい感想をいただきました。
※↓この本
本の中のお散歩の項目を読んで、実際にやってみてくださっているそうなんです。
まだ始めて1週間もたってないけど、「すこーし効果があったかも」とのこと。
こういうの、嬉しいですね
読んで終わりじゃなくて、実際にやってみてくれて、
その子との暮らしの中で試してくれてるっていうのが、まずすごく嬉しい!
そのワンちゃんは、お散歩中に人や犬に吠えかかってしまって、
興奮すると制御不能になっちゃうタイプだったそうです。
今までしつけ教室にも通ったことがあったけど、
うまくいったのはその時だけで、結局また元に戻ってしまう感じだったみたい。
で、今回、本を読んでくださって、
「まず飼い主さんの心の状態を整えることが大事」
っていうところに納得してくださったそうなんです。
しかも、ご家族にも説明して、一緒に実践を頑張ってくれているんだとか。
いや、もうそれだけでめちゃくちゃ嬉しいです!!
テクニックだけ真似しても、うまくいかないことってある
今って、テレビでもネットでも、しつけの情報っていっぱいありますよね。
吠えたらこうする
引っ張ったらこうする
褒めてしつけましょう
叱らずに教えましょう
もちろん、そういう情報の中には役立つものもたくさんあります。
でも、見た通りにやってみたのに、なぜかうまくいかない。
その場ではちょっと良くなっても、また元に戻っちゃう。
そういうことって、結構あると思うんです。
それって別に、飼い主さんのやり方が悪いとか、愛情が足りないとか、そういう話ではなくて。
ただ、テクニックだけでは解決しきれない部分があるんですよね。
犬の行動には、その子なりの理由がある
犬が吠える、興奮する、引っ張る、落ち着かない。
そういう行動って、つい「困った行動」として見てしまいがちなんですけど、
犬からしたらちゃんと理由があるんですよね。
不安なのかもしれないし、
警戒してるのかもしれないし、
自分が家族を守らなきゃって思ってるのかもしれない。
「なんでそんなに吠えるの?」って思う行動も、
犬の中ではちゃんと意味があることが多いんです。
だから、表面に出ている行動だけを止めようとしても、
根っこにある理由がそのままだと、また同じことが起きやすいんですよね。
もうひとつ大きいのが、飼い主さんの心の状態
で、私がすごく大事だと思っているのがここです。
犬って、飼い主さんの言葉そのものよりも、
表情とか、姿勢とか、声のトーンとか、呼吸とか、リードの持ち方とか、
そういう言葉じゃない部分をすごくよく見ています。
たとえば、お散歩中に
「また吠えるかも…」
「今日はちゃんと歩かせなきゃ…」
「お願いだから今日は静かにして…」
みたいに、飼い主さんの方がドキドキしていたら、その空気ってやっぱり犬にも伝わるんです。
すると犬も、
「なんか落ち着かないぞ」
「やっぱり自分が警戒しないといけないのかな」
「何かあるのかも」
みたいに感じて、余計に興奮したり、吠えやすくなったりすることがあります。
だから、しつけの方法そのものが悪いというより、
その方法が活きる土台がまだ整っていないことがあるんですよね。

犬を何とかしようとする前に、まず飼い主さんが落ち着く
これって、一見すると遠回りに見えるかもしれません。
でも実は、犬を変えようとする前に、まず飼い主さん自身が落ち着くことってすごく大事なんです。
深呼吸する。
肩の力を抜く。
「この子を何とかしなきゃ」って力みすぎない。
胸を張って、落ち着いてリードを持つ。
大丈夫、私がちゃんと見てるよ。
そんな気持ちで立っているだけでも、犬に伝わるものってあるんですよね。
もちろん、これだけで全部解決するわけじゃないです。
しつけの練習も必要だし、その子に合ったやり方を見つけることも大事。
でも、土台の部分が整ってくると、同じことをしても犬の反応が変わることがある。
私はそこ、すごく大きいと思っています。
ワンちゃんを幸せにしたくて、飼い主さんが頑張ってくれているのが嬉しい
今回感想をくださった方は、お散歩の項目だけじゃなくて、
フードの選び方も参考になったと書いてくださいました。

知っている内容もあったかもしれないけど、
「なんとなくこうかな」だったところが、少し整理できたり、理由が分かったりしたのかなと思います。
でも何より嬉しかったのは、
ワンちゃんを幸せにしたいからこそ、飼い主さんがちゃんと向き合って、
ご家族にも共有して、一緒に頑張ってくれていること。
こうして実際に読んでもらって、試してもらって、少しずつでも変化を感じてもらえる。
それって本当に嬉しいことだなぁと思いました。
犬の問題行動って、犬だけの問題じゃないことがあります。
だからこそ、犬だけを何とかしようとしなくていい。
まずは飼い主さん自身が整うこと。
それも、愛犬のための大事なケアのひとつなんじゃないかなと思っています。
もし今、愛犬のことで悩んでいる方がいたら、
しつけの方法を探すだけじゃなくて、自分の呼吸とか、力の入り具合とか、気持ちの状態も少し見てみてくださいね。
それが、愛犬との関係を変える最初の一歩になることもありますよ。