僕らの一歩
眠れずにYouTubeで懐かしい音楽の動画を観ていたら。
この動画に辿り着きました。
TRICERATOPS (トライセラトップス)はアラフォー世代の音楽ファンにはとても思い出深いバンドではないでしょうか。
高校時代に好きになり大学時代も聴いておりました。
ボーカル和田唱は上野樹里の旦那さんで有名になったけど僕らの世代にとっては新しいロック・スターでした。
彼らの初期のアルバムやシングル曲はどれも素晴らしい名曲ぞろいで大好きです。
このYouTubeの「僕らの一歩」は彼らの円熟期の作品でMVも素敵です。
クラブっぽいところで演奏するトライセラのこの曲は4つ打ちのダンスビートではないけれど、しっとりとしたメロウなグルーヴがあって「踊れる」曲。
クラブで流れていそうな曲じゃないのにあえてそこで演奏するMVにすることで、「踊れる音楽に垣根は無い」というトライセラの主張が聞こえてくるようです。
この曲が発表された2000年代半ば過ぎ、僕は大学を卒業して音楽の夢を追いかけていました。
そんな頃に奥様とよく聴いていた曲です。
僕も奥様もトライセラトップスが大好きで2回くらいライブに行った覚えがあります。
この曲を聴いてあの頃の僕らの思い出が浮かんできました。
2人でよく遊びにいった横浜や桜木町、ワールドポーターズ。
その頃僕らは東横沿線に住んでいたので代官山や渋谷、下北沢にもよく遊びに行ったなあ。
特にこの曲を聴くと渋谷で遊んでたことを思い出します。
当時東横は渋谷が終点でしたなぁ。
ハチ公前のHMVやLOFTやPARCO、映画館にもよく行きました。
渋谷に遊びに行くとなぜか僕は度々外国人観光客に道を尋ねられて、慣れない英語で返していました。
2人で音楽や映画の話をしながら原宿まで歩いて古着屋を巡って、夜まで遊んで帰ってました。
その頃僕はまだ20代の半ばで、先のことなんかまるで考えていなくてただ毎日楽しけりゃいいやみたいな感じで過ごしてました。
まさか僕らが2人のやかましい男の子の親になるなんて想像もしていなかったわけです。
僕ら2人がそうであるように、すべてのパパ、ママに「パパ、ママになる前」の人生があります。
当たり前だけど誰だって最初から「父親、母親」だったわけじゃありません。
みんなそれぞれ2人の歴史を経た上でパパやママになっているんですよね。
子どもが生まれると日々忙しくてそんな思い出も忘れてしまいますが、やっぱり心のどこかに大切にしまっておきたいものです。
今の家族の始まりはその頃の2人の、いや、「僕らの一歩」から始まったわけですから。
なんだか素敵なことが言えたところでおやすみなさい✨
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