今年の2月頃、心療内科に通っていました。



僕は昔から人生で問題が起きて悩むことが多く、調べていくうちに「大人の発達障害」というのに自分が当てはまるのでは??と思い、検査してもらいに行ったのです。



結論を言うとそこのクリニックでの診断は「その可能性は低い」というものでした。



だからと言ってこれで「はい、了解です!」とはならなくて。



そもそもなぜ僕が自分のことを「大人の発達障害では?」と疑ったかというと、



自分が他の人のように「普通」にできない理由を知りたい



からなんですよね。



いわゆる「普通」の人なら



そこはつっかからないだろ



そこはつまずかないだろ



そこは気にならないだろ



みたいなとこに、だいたいぶつかってしまう自分の、その理由を知りたいと思ったから。



「大人の発達障害」だったら納得できるわ!って思ったんですけど、そうじゃないなら、じゃあ一体なぜなの??って話になるじゃないですか。



これ、「普通」ができる人には絶対分からないと思うんですけど、「普通」ができない人からすると「普通」ができるってめっちゃすごいことなんですよ。

 


「普通」ってありふれた取り柄の無い言葉に聞こえるけど、実はめっちゃすごい。



なのにみんなそれが当たり前・当然って感じが一般常識みたいになっちゃってる。



そうなると「普通」ができない人はとにかく辛い。



「普通」ができない人って、「普通」にできない自分のことをすっごく責めちゃうんですよ。



昔の僕がそうでしたから。



いたるところで「普通」にできない自分にペケ・バツをつけちゃう。



かなり、しんどい。



「普通」しか正解が無いと思っちゃう。



でもね、本当はそうじゃないんですよ。



この世界、死ぬほど人がいるんだからその性質だって死ぬほど多種多様なんですよね。



誰かの「普通」は誰かの「普通じゃない」が、本来当たり前なんです。



でも残念だけどこの社会ってそうはなっていないですよね。



そういう社会の中で、「普通」にできない自分を責めて生きていくのってキツイじゃないですか。



それよりだったら一歩踏み込んで、自分の性質を理解したうえで世界と接して行く方がよほど健全で建設的と言うか。



診療内科での結果を受けて僕が感じたこと。



自分が「大人の発達障害」ではないのなら、自分にそういう一面があることを把握して、自分を責めずに、自分のことをより深く理解しようということです。




 


 

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