今日、会社の社長と上司にテレワークをさせてもらえないか？の相談をしました。
我が家のアイドル、きょうちゃんプーリッチ（6歳）は現在小学1年生なのですが、学校に行ったり行けなかったりの日々です。
きょうたは繊細さんであるがゆえ、「普通」の人からするとなんでもないことにもつまずいてしまいます。
ほんの些細なテストの間違い
お友達からの何気ない言葉
授業の内容
それらがきょうたへのハードルになってしまうのです。
きょうたはその性質ゆえにつまずいてしまうことが多くて、それが転じて学校が「怖い」ものとして彼の中に認識されてしまっています。
これは保育園の頃から始まっていたことで、妻は特に大変です。
毎朝毎朝繰り返される「行きたくない」のやり取りをしてから、登校への付き添い、学校に着いてからも3時間目くらいまでクラスでの立ち会い。
帰ってくる頃には妻はクタクタです。
妻は家で仕事をしているので、きょうたのことをこなした後にそれをするとなるとめちゃくちゃ大変なんですね。
しかも僕も妻も実家が遠いので、そう簡単に親を頼ったりできないんです。
え？？
もう少し厳しく接して、「学校は行くものだから‼️」って分からせたらいいって？
いやいや。
きょうたは学校に登校するストレスで身体中に蕁麻疹が出ちゃうんです。
お医者さんに相談したところ「身体表現性障害」ではないか？とのこと。
今は様子を見ながら、お薬を飲んでストレスによる蕁麻疹を抑えています。
だから、「成せばなる」みたいな力技でどうにかなる話じゃないのです。
きょうたの登校時の対応は家で仕事をしている妻に任せっきり。
なので妻から「のんちゃんの会社にテレワークの相談をしてもらえないかな？」との提案がありました。
僕自身、妻が対応してくれていることにあぐらをかいていたわけではないつもりだったけど、じゃあ具体的に何か良い案を考えれたか？と言われると決してそうではなくて。
なので、妻からこの提案をもらった時はとても良い考えだと思うと同時に、今まで妻に任せっきりだったことの申し訳なさを感じました。
このような経緯を受けて、今日会社に相談したわけなんですけど。
ひとまず社長と上司は理解を示してくれて、テレワーク可能と言ってくれました。
ただ、現状僕1人がテレワークという形になるとしたら、やはりそこは会社の他の方々にも丁寧に説明しなければとは思います。
きょうたのそういう部分、僕にとてもよく似ていると感じます。
子どもの頃、「平気なふり」をして生きていたけど、本当はちっとも平気じゃなかったよな、と思い起こしたりします。
だからきょうたのそういう面はすごく理解できるし、丁寧に接してあげないとと思うのです。
今まで妻に任せきりにしてしまった分、もっと彼女と力を合わせないと、と思います。
僕も妻も「学校に通うことが最終目標」とは考えていません。
これは決して学校の批判ではなくて。
僕らは、きょうたのようなタイプの子どもにとっては、もっと違った「学び」の方法があるのではないか？と考えています。
学校に通って勉強を「学ぶ」
友達との関係を通して人との関わり方を「学ぶ」
学校のルールを通して社会のシステムを「学ぶ」
それ以外にも「学び」の場はあっていいじゃん？とか思います。
だってそれがスタンダードだって決めつけちゃったら、そこから漏れてしまった子どもにはあまりにも酷じゃない？
みんなと同じように、「普通」にできない子どもは決して落伍者じゃないし、そんな風に見られるなんて最低でしょ？
きょうたの繊細な部分を「普通」に合わせて無理に矯正するのではなく、そこにしっかり丁寧に付き合ってあげなきゃな、と思うのです。
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