ギタリスト Nozomi Watanabe は 2019年3月より Dolphin としても活動を続けてきました。
Dolphin は Nozomi Watanabe が若かりし頃にやり残した音楽の「夢」を叶えるための音楽名義でした。
Dolphin をスタートさせてからもうすぐ4年。
Dolphin として数々の音楽作品を制作してきた今、Nozomi Watanabe にとって、もう Dolphin という名前は必要なくなりました。
それは過去の「夢」の燃えかすが自分の中できちんと消火できたということを意味します。
Nozomi Watanabe は Dolphin としての活動を終了します。
今後は本名である Nozomi Watanabe として、本職である「ギタリスト」としての立場から音楽活動を続けていくことにします。
そこで活動の最後に、Dolphin として最後のアルバムを発表します。
タイトル等詳細決まりましたらブログにアップします。
2019年3月に Dolphin をはじめたころ、僕は人生に対して壮絶にすね散らかし、こじれまくっていました。
「大人」としての自分、「社会人」としての自分、「親」としての自分を演じることが上手くいかなくなっていました。
それは自分の人生なのに自分として生きていないことによる、人生の破綻だったのだと今になって分かります。
僕は決して器用な方ではなく、むしろ不器用に土臭くしか生きれないタイプの人間なので、Dolphin として自分を生きはじめてからも沢山沢山転びながら進んできました。
それでもそんな風に沢山転んでも、その度に起き上がって今まで進んでこれたのは、僕を応援してくれるかげがえのない家族、親友がいたからです。
心からありがとう。
僕は今、4年前の自分よりも明らかにこじれていないし、すねてもいない。
だからといって完璧にそれが解消したかと言えばそうではない。
だけど、4年前に比べてはるかに生きやすくなっている。
Dolphin をはじめたことは、自分の人生を自分として生きることでした。
だから Dolphin をはじめたからこそ、今の自分に辿り着けたと思います。
僕の人生の旅はまだまだ続くけど、旅を続けるにあたってここでしっかりと「正式」に Dolphin にお別れをしなきゃいけないと思いました。
すね散らかし、こじれまくっていた僕の分身であった Dolphin に「お疲れ様。今までありがとう。」と伝えてアルバムを発表することで、その存在を手放しで認め、包み込み、自分の心の奥の大切な場所にしまうことにしました。
もし今このブログを読んでいる方が、4年前の僕のように生きづらさを感じているなら、Dolphin の音楽はきっと心の支えになるでしょう。
Dolphin の音楽は、「普通」ができない僕が、それでも自分を生きることを目指してつくったもの。
「普通」ができなくても、自分らしく生きることで、僕たちはただただ素晴らしいのです。
そんな Dolphin の音楽だからこそ、うわべだけの励ましではなく、説得力を持って心に届くと確信しています。
Dolphin の歌は僕のような誰か、つまり、「普通」ができなかった人たちの歌。
最後のアルバムが少しでも多くの方に届くことを祈っています。
Dolphin の楽曲は the nontarou records から。
【シングルCD】 晴れ、雨、くもりと雪 / ロマンティックをとめないで ! 通常盤
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