久しぶりの「俺とギターと人生と」です。
ギターを長年弾いてきたんだけど、やはりその都度その都度コピーしてきた曲・聴いていた曲は変化している。
LOVEBITESは2017年にデビューした日本人女性5人組のヘヴィメタルバンドだ。超実力派の本格的メタルバンドでデビュー瞬く間にシーンを席巻し、その活躍の場は日本にとどまらず世界的にも及び、高い評価を得ている。残念ながら2021年にオリジナルメンバーのベースmiho が脱退してしまったが、新ベーシストのfami を加えて再始動したばかりだ。「ELECTRIC PENTAGRAM」は彼女達の3枚目のオリジナルアルバムで、近年のメタルバンドでは難しかったオリコンチャートインする快挙を成し遂げた出世作・かつ名盤だ。収録曲はどこを切り取っても純度120%のヘヴィメタルで、確かな演奏力とasamiの力強いボーカルに裏打ちされた熱量溢れる名曲ぞろい。彼女達のメタルに対する情熱が「これでもか!」ってくらいに詰め込まれた、メタルファンじゃなくても音楽ファンなら必聴の一枚だ。
今回の「俺とギターと人生と」は、ただの「LOVEBITESファン」として書かせていただきます!
僕にはフェイバリットなギタリストが沢山いる。
ミッシェル・ガン・エレファントのアベフトシ
ストーン・ローゼズのジョン・スクワイア
田原健一、フジイケンジ、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、バーリー・カドガン、ブライアン・セッツァー、チェット・アトキンス、エディ・ロバーツ、SUGIZO、スティーブ・クロッパー、ピーター・グリーン、他にも沢山。
だけどそのすべてが男性ギタリストだ。
僕が今まで聴いてきた「ギター音楽」は、多くが男性バンドのもので、だから必然的にギタリストも男性ばかりだった。
それがここにきて。
ここまで「超カッコイイ‼️」という女性ギタリストに出会うなんて‼️
ギタリスト人生初めての「推しギタリスト」ができてしまった41歳の冬‥。
その推しギタリストこそが、何を隠そうLOVEBITESのmidori なのだ‼️
くぅ〜、かっちょええね‼️(画像お借りしました)
ご存知の通りLOVEBITESはmidori とmiyako のツインギター。(え?知らなかったって?出直しておいで!)
2人ともそれはそれは素晴らしくグレートなギタリストだ。
テクニック、フレージング、そして佇まい、そのどれをとっても男性ギタリスト顔負けのカリスマ性の塊だ。
僕のギタリストとしてのイメージは、miyako は比較的オーソドックスなペンタトニック?フレーズをもとに、感情的なギターをプレイするギタリスト。
随所に見られるいわゆる「泣き」のフレーズがかなりグッとくる素晴らしいギタリストだ。
miyako
こちらもカッコいいね‼️(画像お借りしました)
そしてもう片方のギタリストが、何を隠そう僕の推しギタリストのmidori だ‼️
miyako が比較的オーソドックスなタイプのメタルギタリストだとしたら、midori は一言で言うと「変態的」🤣
この2人、見た目もプレイスタイルも結構対象的なんだけど、その2人のギターがなんとも絶妙に絡まっていてそこに化学反応が起こっている感じがたまらない。
midori とmiyakoはお互いにギタリストとしてリスペクトし合っている間柄で、お互いのことを「パートナー」と呼び合っている。
そういう姿勢も僕としてはかなりグッとくる‼️
さてmidoriさんの話に戻って。
彼女は超絶テクニックの持ち主で、それこそ僕からしたら「それ、どうやって弾いてんの??」みたいなプレイの目白押しなんだけど。
それより何よりもやはり耳がいくのが彼女の構築するフレージングだ。
バックのギターコードに乗せて弾いているようで、絶妙に「ハズれていく」展開。
そこがまさに「変態的」で情熱的ですげーカッコいいんだよね。
弾き方も「さぁ‼️アタシを観な‼️」みたいな「古き良きザ・ギターヒーロー」みたいな感じですごくカッコいい。
あと、顔ね。
ソロを弾いている時の表情も完璧。
ROLLY顔負けの「顔で弾くギタリスト」ね。
ハイ、カッコいい‼️
miyako はクールなギタリストなので、midoriのこの情熱的に暴れる感じが対象的で、そういうところが好きなLOVEBITESファンもいるんじゃないかな?
僕はこのmidori の「好きをトコトン突き詰めてる感じ」がすごく好きだ。
僕は彼女のインスタもフォローしてるんだけど、なんと彼女はボディビルダーとしても大会に参加してるみたい‼️
本当すごいと思う‼️
自分の「好き」に向かって一直線、自分磨きに対してストイックに一直線の感じ。
マジ、脱帽だよね。
そうしたmidoriの生き方や姿勢はやはりギターの音にもそのまま現れていて、だからこそここまでグッとくるんじゃかいかな。
ここまでかなり熱くLOVEBITESやメタルのことを書いてきたけど‥。
実は僕は音楽人生においてメタルをまったく通っていはい。(いや、今は好きなバンドも沢山いるから「通っていなかった」かな。)
だからメタルのギターについてはほとんど詳しく分からない。
メタルのギタリストもほとんど知らない。
メタルのギターの弾き方もあまり良く知らない。
そんな僕がここまで熱くヘヴィメタルバンドのことについて書くのは、自分でも本当にすごい変化だなぁと思う。
僕がメタルを聴くようになったのは先輩の影響。
LOVEBITESとの出会いのきっかけはね。
会社の先輩にメタルについてめちゃくちゃ詳しくて大好きな方がいて、その方が色々なメタルのアーティストを紹介してくれた。
その中の一つがLOVEBITESだった。
僕は「ガールズバンド」ってほとんど聴かないので、最初はそんなに真剣に聴こうと思わなかったのが正直な気持ちだ。(本当申し訳ないと激しく謝罪します。)
ある日出勤中にランダムで流していたiPodのイヤホンから、何か「引っ掛かる」メタルの曲が流れてきた。
それがLOVEBITESの曲だった。
僕が音楽やバンドを好きになる最初のとっかかりは、いつもこの「引っ掛かり」だ。
なんか気になって何度も繰り返し聴いてしまう。
そんな風に好きになったアーティストは沢山いる。
LOVEBITESもその一つだ。
それから気になってYouTubeで彼女達の動画を観て、完全にハマったきっかけの曲がコレ。
暗黒の16分音符を刻むギターとクセになるメロディ。
高速リズムの疾走感がヤバい曲だ。
この曲は今回取り上げた「ELECTRIC PENTAGRAM」の一曲目を飾る曲だ。
何が最高って、このバンド、アルバムも最高だしライブも最高なんだよね。
まったくCD音源と遜色なく、それどころか「これ、ライブも最高じゃね⁉️」と思わせるほどゴキゲンな演奏を聴かせてくれる。(古い)
asami のボーカルとステージングも最高だし、もちろん僕の推し、midori のギターも最高でございます‼️
最後になったけど、この「ELECTRIC PENTAGRAM」というアルバム、僕はメタルファンじゃない人にも是非聴いて欲しい。
世の中には数多くの「名盤」と呼ばれる音楽アルバムが存在しているけど、この「ELECTRIC PENTAGRAM」も紛れもなくその一つだ。
「名盤」と呼ばれるアルバムに共通しているのは、「ポップ」であることだと僕は考えている。
「ポップ」とはつまり、普遍的なメロディのことであり、それは何度も聴きたくなるようなギターのフレーズであり、ベースやドラムのクセになるリズムのことだ。
「名盤」はどんなジャンルの作品であれ、必ず「ポップ」だと僕は思っている。
この「ELECTRIC PENTAGRAM」にも紛れもなく「ポップ」さがあり、それこそがこの作品が「名盤」である証拠だ。
音楽的に「ポップ」であるということは時には軽んじられがちだけど、「ポップ」な作品というのは「自分達の趣味・嗜好・情熱・本気さ・純粋さ」を「人に伝わる形」にして作品に落とし込んだということだ。
これは本当にスゴいことなのだ。
そういう作品はどんなジャンルの、どんなアーティストのものであっても、僕らの胸を熱く震わせて感動させてくれるものだ。
この「ELECTRIC PENTAGRAM」を初めて聴いた時に僕は本当に感動した。
心から素晴らしい作品に出会えたな、と感じた。
それくらい全音楽ファン必聴の一枚だと思う。
最後の最後に。
インスタのmidori さんの投稿にコメントしたら「いいね」してくれました。
こういうファンへの心遣いも嬉しいよね😊
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