調べたレコード会社の音源募集オーディションにすべて応募し終わりました。




ひとまずこれで、自分が所属したいレコード会社にはすべて音源を送ったことになる。




結果はすぐには分からないから、多分3ヶ月くらいは待つことになるだろう。




レコード会社から連絡があるか、それとも無いか。




多分3ヶ月くらいの間に結果は出るだろう。




その結果がどういうものであれ、僕はそれを受け入れるし、納得するだろう。




それは確信を持ってそう思う。










当時の会社を辞めてミュージシャン「Dolphin」を始めてからのこの2年半は、僕にとって「必要な」2年半だったなと思う。




それまでの自分の人生でやってこなかったこと、避けてきたこと、逃げてきたこと、そのすべてを経験するために「必要な」2年半だった。




それで今回のレコード会社への応募ももちろん「必要な」ことだ。




本気の自分でぶつかる挑戦。




僕は今までことごとくこの挑戦を避け続けてきた。




負けず嫌いな僕は、小学生の頃100メートル走でどんなに頑張っても1番をとれなかった経験から、もしくは中学生の頃どんなに必死に勉強しても1番を取れなかった経験から、いつしか本気の自分で挑戦するということをしなくなっていった。




全力でやったのに、ダメ




という結果を受け止めるのがつらすぎて逃げたのかもしれない。




大槻ケンヂの「UNDERGROUND SEARCHLIE」というバンド?に「がんばったけどダメ」という救いようの無い曲があるけど、僕は激しく共感した。(完全に余談だね)




そんなわけで、僕はいつしか8割くらいの力とかでなんとなく生きる生き方みたいのが身についてしまった。




人と競ったり100%の自分で勝負するのを避け、そのくせ「本気出したらオレだって」みたいな幼稚な思考による自信で自分を防御して生き続けてきたのだ。




ただ、僕が32歳か33歳くらいの時、僕は本当に久しぶりに自分の全力の挑戦をした。




通関士という貿易に関わる国家資格の試験を受けたのだ。




試験までの半年くらい毎日毎日仕事終わりに地区センターに通って勉強し、これでもか!ってくらい本気で勉強した。




実はその数年前にも通関士の試験を受けていたんだけど不合格になっていた。




というのも理由は非常に簡単で、本気でその試験勉強に取り組まなかったからだ。




人から借りたテキストを軽く読んで、講習会でもらった資料を「とりあえず」やり、勉強したつもりになっていたのだ。




当然ながらそんな甘い考えで受かるはずもなく、僕は不合格だった。




だけど「ダメだった‥」と打ちのめされるような感覚は希薄だった。




なぜなら僕は自分の100%で勝負しなかったから。




無意識にしても、そういう状態で試験に挑むことで、負けた(落ちた)時の言い訳を自分に用意してあげていたのだ。




そういう風にして自分が傷つかないようにしたのだ。




この試験から数年後、再び通関士試験を受けようと心に決めたのには理由があった。




それは仕事をしていく中で通関士の上司に憧れ、「オレも通関士になりたい!」と心から強く思ったからだ。




しかも通関士になると手当が確か1万円くらい給料に上乗せされるから。




だから僕は正真正銘、本気で試験勉強をした。




会社の周りの人にも「通関士試験を受けます」と公言した。




前回の試験の際は誰にも言わずひっそりと受験した。




なぜなら落ちた時恥ずかしいから。




でもその時は違った。




あえて周りに公言することで、自分に逃げ場を無くして自分が本気で試験を受けざるを得ない状況にした。




プライドの高い僕は試験が落ちて恥ずかしい思いをするのは耐えられない。




そんな自分の無駄なプライドの高さを逆に利用したのだ。笑




とにかく僕はがむしゃらに勉強した。




人生で1番真剣に真面目に勉強したのは間違いなくこの時だ。




高校受験の時より、大学受験の時より、間違いなく勉強した。




とにかく通関士になりたかった。




憧れの上司のようにバリバリと仕事をしたかった。




その僕の本気の挑戦が良かったのか、無事に通関士試験に合格することができた。




すべての試験勉強を終えた試験日前日に僕は「人事を尽くして天命を待つ」という言葉の意味が腑に落ちた気がした。




それはそれまでの僕の人生では感じたことが無かった




ここまでやってこれでダメだったとしても、納得できる




という感覚だった。








試験には無事に合格できたけど、僕はこの経験をただの成功体験として自分の中に位置づけしていない。




成功した体験としてと同時に、とても怖い体験として記憶している。




それは




本気の自分が通用しないかもしれない




本気の自分で挑んで敗れ去るかもしれない恐ろしさ




自分の本気の積み重ねが粉々に砕けるかもしれない恐怖




これを絶えず背中に感じながら試験勉強をした覚えがあるから。




そんな恐怖を感じながらも、僕は日々勉強を繰り返し試験に受かった。




だからこの通関士という資格は単なる資格という意味合いを超えて、自分の自信となっている。




そしてその経験は当時の僕には「必要な」経験だったと思う。








今回のレコード会社への応募も、この通関士試験に挑んだ時と同じような気持ちになっている。




自分の持てる音楽的技術をすべて出し切った楽曲の達成感




100%の自分で挑戦し、敗れ去るかもしれない恐怖




そのどちらもが今の自分にある。




そしてその上で「人事を尽くして天命を待つ」という感覚も今自分の中にある。




思うんだけど、どんな物事だって本気の全力で挑んだことによる結果ならどんな結果であろうとも真正面から受け止められるもんじゃないだろうか?




それを変に頑張り過ぎたり、逆に中途半端にやったりするから、その結果が屈折して届いてしまうんじゃないだろうか?




少なくても今までの自分は↑これだったと思うから。




自分の本気の全力を出すっていうのは、本当の意味で自分のすべてを表現することだと思う。




だからそれによって出た結果がどういうものであっても




怒りとか、拗ねとか、誇大な自信とか、




とにかくそういったものには繋がらないはずだと思うんだよね。




ただ自分から出したことの結果をフラットに受け止めるだけって思うんだよね。




ああ、こういう結果になったんだ




みたいな。




これはオーディションに落ちた時の言い訳じゃないよ。




本当にそう思うんだ。




多分本気で何かをやったことがある人なら絶対分かると思う。




とは言え、やっぱり僕のこの挑戦の結果がオーディション合格ってことだったら最高だ。




そんなに夢のあることって無いはずだから。













現在オーディション応募の楽曲




「サルの王国と盗む者たち」




はインターネットショップ「the nontarou records」でダウンロードでの販売となりますが‥







実はApple Music、Spotify等で聴くこともできます!




また、amazon等からもダウンロードで聴くことができます!




こちらのページからどうぞ!










試聴は一切ありません。




ごめんなさい。




聴いてみたいという方は、上のいずれかの方法でよろしくお願いします!








さて、the nontarou records では楽曲の制作を承っています。




the nontarou records のスタジオで、オーダーメイドの曲を制作いたします。




https://thenontarou.stores.jp/items/5e23ccb7fa03d748279d98c2




「ラララをキミに」


歌を贈りませんか?

愛するあの人に。

大切なあの人に。

そしてかけがえのない自分に。

現在、Dolphin として音楽活動をしているthe nontarou records オーナーのNozomi Watanabe があなたのオーダーメイドで楽曲を作りお届けします。

それは紛れもない、世界にたった一つだけの歌。

大切な人への贈り物に。

そしてご自身への贈り物に。

是非ご利用ください。


購入後の流れ

①下記URLより公式LINEを友達追加(無料)

https://lin.ee/5VC9DpB

もしくは下記Facebookアカウントに友達申請(無料)

https://www.facebook.com/profile.php?id=100035782242810

楽曲制作の打ち合わせに使用するメッセージグループですので、ご登録をお願いします。

②友達追加いただいたSNSにてお名前を確認次第、確認のメールをお送りいたします。(アカウント名とご購入者様氏名一致の確認のため)

③②のメール返信後、楽曲制作に関する打ち合わせを開始します。プロデューサーになったつもりで楽曲のイメージをお伝えください。

④楽曲の制作に入ります。楽曲はデモ段階で数曲作りますので、その中からお好みの曲をお選びください。お選びいただいた楽曲にて制作いたします。ご希望であれば作詞も可能です。

⑤完成後、パッケージしたCDをお届けします。楽曲の完成までは約3ヶ月を予定しております。


※ご注文後のキャンセル・返品はお受けしておりません。

※商品に不備があった場合はご連絡ください。

作るのはこの人。(the nontarou records オーナー)






Dolphin として音楽を作ったり、ギターを弾いたり、ライブをしたり、インタビュー動画を作ったりしてます。




https://www.youtube.com/channel/UC3UO0IkaP7QkJNVSjUvEBmw/videos







好きな食べ物はお寿司とピザと、金子のラーメンというお子様嗜好。




嫌いな食べ物はブロッコリーと、甘味料の入っているコーラ。




好きなものは開き直って夜鳴くセミ。




嫌いなものは好きじゃないもの、特にG。




好きな音楽は




thee michelle gun elephant、Mr.Children、エレファント・カシマシ、official 髭男 dism、星野源、Perfume、BLANKEY JET CITY、スピッツ、WINO、くるり、BONNIE PINK、TRICERATOPS、GRAPEVINE、岡村靖幸、THE STONE ROSES、OASIS、The Charlatans、Teenage Fanclub、NEW MASTER SOUNDS、Little Barrie、THE BEATLES、Sly & the Family Stone、CREAM、LED ZEPPELIN (随時更新)




オーダーいただいた曲は、ご希望であれば the nontarou records にて販売もできます。




市販のCDでは味わえない温かみを込めて制作・お届けします。




大切な人・ご自身へのプレゼントに、特別な歌を送ってみてはいかがでしょうか。




それではご依頼を、心待ちにしております。








 

音楽レーベル

 

 

 

the nontarou records 

 

 

 

では、オリジナルCD、マスクスプレー、バスソルト、貿易相談など「こだわりをもって日常を楽しむ」をテーマにした商品を扱っています。

 

 

 

minneとSTORESとBASEで展開しています。

 

 

 

 

 

https://minne.com/@thenontarou

 

 

 

 

 

https://thenontarou.stores.jp

 

 

 

 

 

https://thenontarou.base.shop/