自己肯定感が低いということに気付いた。
自己肯定感が低いと何が1番問題かって
自分のことに限らず、様々なことを素直に受け入れられない
ということ。
もしも自己肯定感が高ければ、自分に対する手痛い指摘も認めることができるから、そこから「じゃあどうするか」という次のステップに進むことができる。
しかし、俺の場合は「いや、そんなはずはない」「でもそれは〜のせいだ」「俺はそんな人間じゃない」となってしまっていたから、いつまでたっても前に進めない。
というのも、自分の本当の性質を認めて受け入れたら今まで生きてきた自分の生き方が全否定され、自分自身が無価値のように思われてしまうから。
ここが自己肯定感が高い人と低い人の違いで、自己肯定感が高い人は自分のそういう面を認めて受け入れたとしても自分の価値が上下するということは無い。
なぜなら、どういう性質の自分であれ、「自分は価値ある人間だ」という意識が揺るぎないものだからだ。
だが俺のような自己肯定感が低い人間にとっては、自分に対してされる評価や、自分の周りで起きる出来事の一つ一つが、自分の価値に大きく影響する。
自分の価値は外からの評価によって決まるので、絶えず流動的だ。
自分に対する評価が高くされた時は自分の価値は上がるが、逆に低い場合は自分の価値が下がるのだ。
だから、自分の価値が下がるような評価・出来事は絶対に認められないし、受け入れられない。
これは実感として分かる。
今までの経験上、間違いなくこういうことをしている。
本当は自分の価値は自分で決めるもので、他の人の評価や出来事など関係ない。
それが自己肯定感が高いということだと思うのだが、俺はその感覚が希薄だ。
常に人に対して「俺を認めて欲しい」という承認欲求がある。
常に自分がすごいと認めれるような出来事を探している。
いくら虚勢を張って「俺はすごい!」と自分に言い聞かせたところで、この承認欲求が枯渇することが無いのを感じる。
前に進む力というのは、現状を正しく認識し、認め、受け入れる力だと思う。
俺はその力が弱い。
これは悲しいとかそういう悲観的なことではなくて、事実としてそうだということだ。
今日、ここから俺のテーマは
認めて受け入れる
ということだ。
俺が今まで否定して、変えようともがいてきた自分の性質・現状を一旦ただ受け入れよう。
実際の自分と、自分のセルフイメージを合わせよう。
これが解決策になるかは試してみないと分からないけど、物事を打開するには「それまで試さなかったことをする」必要があると考えているのでまずはやってみよう。
とにかく、俺はもう同じようなことで妻と喧嘩したくないのだ。
今回、自分のことについてより深く考えるキッカケを与えてくれた妻に感謝します。
おしまい