長年に渡ってギターと付き合ってきた経験から、ついにギターレッスンを始めました。
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というわけで、ギターの上達法…というか、楽しみ方を人生にからめて書いていきたいと思う。
ギターには、
聴いていて気分が高揚するギター
というのが確かにあって、じゃあどういうのがそれにあたるかと言うとね。
ノリがあるギター
これに尽きる。
どんなにテクニックがあっても、ノリを感じないギターはなんかカッコ悪い。
で、自分でギターを弾くならやっぱりそういうノリがあるギターを弾きたいじゃん?
じゃあどうすれば、ノリを感じさせることができるのかって言うとね、
リズムを感じながら弾く
リズムを感じさせるように弾く
これを心がければOK!
ギターはボーカルのように、楽曲の主旋律を奏でるタイプの楽器だから、結構忘れがちになるけど、
実はリズム楽器でもある
のだ。
ドラム、ベースはリズム楽器で、主体となるリズムはこの2つの組み合わせによってできているのは間違いない。
でもね、多くのバンドの多くの楽曲において、実はギターもリズムを作り出す大切な要因になっているのよ。
例えば
イギリスのバンド、ザ・ラーズにおいて、アコースティックギターが刻むジャカジャカとしたリズムは楽曲のリズムを決定付けているし、
日本でも、シアター・ブルックの佐藤タイジが弾くギターはファンキーであり、ギターソロも信じられないくらいグルーヴィーでバンドのグルーヴを担っているし、
ロックン・ロールにおいても、ストーンズのキース・リチャーズやフィールグッドのウィルコ・ジョンソンのギターは、完璧に楽曲のリズムの方向性を示していると言えるだろう。
こんな風にして、ギターというのはメロディ楽器だけど、リズム楽器でもある。
ギターを弾くときは、自分のギターがのっぺりしないように、是非リズムを感じながら弾いてほしいな。
感覚としては、ドラムのスネアの音にギターフレーズの頭を合わせながら、その中で自由にたゆたう感じ。
ギターを聴いて、ドラムとベースの音が聴こえてくるようなら最高だ!
ノリは
ロックの直線的なノリでも
ファンクの横揺れのノリでも
ハウスの四つ打ちのノリでも
とにかく何でも構わない。
ギターからリズムを感じられるように弾くこと。
これを意識するだけで、間違いなく明日からギターはカッコ良くなる!
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2019年4月出演ラジオはこちらから。